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help リーダーに追加 RSS 1月6日ーイスラエル軍が虐殺を続けるガザの人々は、無関心な国際社会に深く失望している。

<<   作成日時 : 2008/12/30 14:35   >>

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イスラエルは、現在、ガザの国連の学校空爆を行っている。昨年からのパレスチナ人の死者は1月6日現在、588人に達している。無数の子どもたちのうめき声が聞こえてくる。そして爆撃に怯えて口もきけなくなった子どもたちの不安と涙が想像できる。これはハマスが一方的に悪いのではない。パレスチナの地を占領し、ガザを閉鎖し爆撃しているイスラエルが100%悪いのは世界中の人間も知り抜いている事実だ。

朝日新聞2008年12月30日号は、「ガザの国連職員の報告として、学校でも死者、食糧足らず…パレスチナの人々は、今、イスラエル軍への激しい怒りとともに、無関心な国際社会に深く失望している」と伝え、読売新聞はまた「次期大統領のオバマ氏は、「ハマスはテロ組織」と明言しているほか、ジョセフ・バイデン次期副大統領は上院で「イスラエル寄り」の代表格として知られてきた。次期大統領首席補佐官のラーム・エマニュエル氏はユダヤ系で、次期政権はブッシュ政権に引き続き、中東問題で親イスラエル路線を堅持する公算が大きい。」と伝えている。




朝日新聞 2008年12月30日
学校でも死者、食糧足らず… ガザの日本人国連職員語る

イスラエル軍が激しい空爆を続けるパレスチナ自治区ガザで、難民救援に取り組む日本人国連職員、寺畑由美さん(32)が29日、朝日新聞に電話で状況を語った。今は国連施設に避難しているが、周辺で爆音が響き、隣の学校や道路への空爆で生徒らが死亡したという。

 寺畑さんは5年前からNGO(非政府組織)の援助活動でガザに住み始め、今年2月にUNRWAの職員になった。空爆下のガザにいる唯一の日本人と見られる。 空爆の始まった27日は休日で自宅アパートにいた。午前11時半ごろ、ドーンという爆音が続いて建物が激しく揺れ、窓をのぞくと警察署から黒煙が上がっていた。国連の無線で避難命令が出され、防弾車でガザ本部へ。

途中の道路では多くの男性が右往左往していた。小中学校の期末試験が行われていたため、父親たちが子供たちを捜し回っていたようだ。 国連施設では、事務所の床で雑魚寝している。27日には隣の職業訓練学校の生徒6人が、学校のすぐ外で空爆にともなう金属片などを受けて死亡。うち2人は女性だった。死亡した国連職員や家族を失った職員もいる。 国連は外国人職員のガザ脱出を試みているが、イスラエル軍が境界を閉鎖していて出られない。29日もイスラエル軍の境界検問所へ向かったが、ガザの武装勢力がイスラエルへ撃ち込もうとした迫撃砲弾が100メートル先で爆発し、断念して引き返した。

 食糧が入って来ないため、空爆のすきをうかがってパン屋の前に男性の長い行列ができている。食べ物が大幅に不足している。家庭では1日16時間近い停電が続き、人々は毛布を何枚も羽織って寒さに耐えている状態だ。
病院も混乱している。もともと医薬品が足らず、今回の空爆で遺体安置所も足りなくなって、遺体を床に置かざるを得ないという。

寺畑さんは「人々の間にはイスラエル軍への怒りと、無関心な国際社会への失望が渦巻いている」と話した。









朝日コム
入院中の9歳少女、父「娘は空爆で口がきけなくなった」
2009年1月3日3時26分

イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの大規模空爆に巻き込まれた負傷者らが、隣国エジプトの病院に次々と運び込まれている。被害者は、身体だけでなく、精神的にも深く傷ついている。ガザ境界から400キロ余り離れたカイロ市内の国立ナセル医療施設。毛布にくるまっていたゼナ・ナスララさん(9)は焦点の定まらない目つきで宙を見つめていた。「空爆のショックで口がきけなくなってしまった」と付き添いの父エザトさん(31)。胃腸に持病があるゼナさんは、ガザの病院に入院していた。12月27日、イスラエル軍は病院そばのモスクを空爆。爆風で、病室の窓ガラスが吹き飛んだ。「病院にいても巻き込まれる。ガザ住民の人間の尊厳は認められないのか」とエザトさん。 右腕と左足にギプスをつけてぐったり寝込むアンワル・アイドさん(35)は27日午前、ガザ北部にある勤め先の不動産会社の入り口にいた。イスラエル軍の戦闘機が近くに3発の爆弾を投下。アイドさんは爆風で吹き飛ばされた。一緒にいた同僚2人は即死した。イスラム過激派ハマスの治安施設が隣にあったが、自分はハマスとは何の関係もない。「イスラエルは、なぜ罪のない市民を次々と巻き込むのか。こうしている間にも、次々と殺されている」。妻子をガザに残したままで、不安にさいなまれている。イスラエルに境界封鎖されて「逃げ場」のないガザ住民への猛爆は続いている。イスラエルと接していない唯一の境界がエジプトと結ぶラファ検問所。アラブ諸国は「検問所の全面開放を求めているが、エジプトのムバラク大統領は「パレスチナ自治政府のアッバス議長がガザ地区を掌握しない限り、全面開放しない」としている。




毎日新聞 1月6日
ガザ侵攻:国連の学校空爆 パレスチナ人死者588人に

パレスチナ自治区ガザ地区からの情報によると、イスラエル軍は6日、同地区南部にあるイスラム原理主義組織ハマスの拠点都市ハンユニスに戦車部隊を投入し、都市部で作戦を拡大した。国連機関の学校も被弾、市民被害が悪化している。AFP通信によると、同地区の主要都市ガザ市と第2の都市ハンユニスで6日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校2校がイスラエル軍の空爆・砲撃を受け、少なくとも5人が死亡した。ガザ市の学校には約450人が避難していたという。医療関係者によると、6日の攻撃では子供を含む市民35人が死亡した。イスラエル紙ハーレツはガザ市東郊で激しい戦闘のあった5日のパレスチナ人死者は市民を含め推定約100人と伝えた。アラブ衛星テレビ・アルジャジーラによると、戦闘にはイスラエル軍特殊部隊が参加したという。また、同軍将校1人が自軍部隊の誤射で死亡した。イスラエル軍は3日の地上侵攻開始以降、ハマス戦闘員約130人を殺害したと発表。ロイター通信によると、軍発表分を除き、先月27日の空爆開始からのパレスチナ人死者は588人に達した。ロイター通信によると、ガザからイスラエル領へのロケット弾攻撃も続き、6日には最大都市テルアビブから28キロの中部ゲデラに着弾した。オルメルト首相は5日夜、サルコジ仏大統領に「ハマス再武装の阻止」が停戦条件と説明したという。


(2008年12月29日13時50分 読売新聞)
オバマ新政権に難題、中東和平構想に誤算

来年1月に発足するオバマ米次期政権にとって、イスラエル軍による大規模空爆で緊迫化したパレスチナ情勢は、外交分野での最初の試練となる可能性が高い。オバマ次期大統領は、ブッシュ政権下で停滞した中東和平プロセスを一新させる意向を見せていたが、当面、その機会は失われた格好だ。ライス国務長官は27日、声明を発表し、「暴力のエスカレートを深く懸念する」とした上で、ハマスが先に終了を宣言した停戦の「即時回復」を求めたが、具体的な方策には触れなかった。

 ブッシュ大統領は2002年以降、イスラエル、パレスチナの国家共存を掲げ、07年11月に米アナポリスで主催した中東和平国際会議で、08年末までの合意を目指し、和平交渉を再開させた。03年の和平案「ロードマップ(行程表)」では、「暴力停止」を明記したが、両者の交渉は何ら進展しないまま、今回の悲劇が起きた。米メディアによると、ハワイで休暇中のオバマ氏は27日、ライス国務長官に電話をかけ、ガザ情勢について約10分間にわたり意見を交換した。だが、「現時点ではまだ大統領でない」(報道官)との理由で、具体的なコメントは発表しない方針だ。オバマ氏は、北朝鮮やイランなど「敵性国家」との対話を重視する姿勢を強調しているが、大統領選挙期間中の今年7月に行ったイスラエル南部の町での記者会見で、「もし、自分の娘が寝ている家にロケット弾を撃ち込む者がいたら、全力を挙げて阻止する」と述べ、イスラエルの立場に理解を表明した。

 オバマ氏はまた、「ハマスはテロ組織」と明言しているほか、ジョセフ・バイデン次期副大統領は上院で「イスラエル寄り」の代表格として知られてきた。次期大統領首席補佐官のラーム・エマニュエル氏はユダヤ系で、次期政権はブッシュ政権に引き続き、中東問題で親イスラエル路線を堅持する公算が大きい。しかし、今回の衝突がオバマ氏の大統領就任後まで長引き、ガザでの民間人の犠牲者が拡大する事態となれば、国際世論が米国に対し、イスラエルに武力行使を抑制させるよう圧力をかける可能性も高く、オバマ氏としても難しい決断を迫られるのは必至だ。



朝日コム
おびえる住民、ガザ空爆「支持」 ロケット弾攻撃の街
2009年1月2日0時8分

イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの空爆に対し、ハマスなどイスラム過激派はロケット弾攻撃で対抗。おびえるイスラエル住民は空爆を支持し、対話による和平は遠のくばかりだ。30日午前、ガザとの境界まで約5キロのスデロトに空襲警報が鳴り響いた。自宅にいたシランさん(21)が慌てて床に伏せた瞬間、間近で大きな爆発音。警報発令から隣家にロケット弾が着弾するまで10秒。シランさんは「状況がさらに悪化する前にハマスを抹殺してほしい」と訴える。 市中心部でスーパーマーケットを経営するヤコブさん(45)も「ハマスとの政治決着は無理だ。平穏を取り戻すためには力でねじ伏せるしかない」と語る。 スデロト西方のガザとの境界線付近には、地上戦に備え戦車や装甲車が続々と集結。兵士が装備品の点検に追われていた。

 イスラエル外務省は、空爆開始直後にスデロトに臨時報道室を開設し、海外の報道陣に対応。イスラエル側の被害状況を24時間態勢で広報する。圧倒的武力でガザ空爆を続けるイスラエルの国際イメージ悪化を食い止めようと懸命だ。 報道室のまとめでは、ガザ空爆が始まった27日から30日までに、迫撃砲とロケット弾計239発がイスラエル領内に撃ち込まれ、4人が死亡、77人が負傷。ロケット弾攻撃は31日も続いた。

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