識字シリーズNO.8 カルチュラル・リテラシーと日中韓歴史関係

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カルチュラル・リテラシーという言葉を知っていますか?。この意味は、多様な価値観などを理解しようと努め、異文化に対しても偏見を持たずにコミュニケーションできる能力のことを言いますが、自らの文化や価値観を一方的に押し付ける重大な過ちの深刻さの意味を世界はよく理解していないように思えます。国家の関係でも人間関係でも壊れそうなほど脆い世界が、これで終わることもあるのです。ある人にとっては馬鹿笑いになっても、ほかの人にとっては深い悲しみになったり、そして限りない憎しみに発展することもあるのです。

 ネットの世界では今や様々の意味や体験の異なる言葉が激しく行き交っており、ちょっとした言葉でも使い方が異なると大きな誤解が発生したり、非常に深刻な問題になることがあります。そしてカルチュラル・リテラシーとは、国や異なった文化圏・宗教圏など対岸の世界にあるのではなく、実は自分たちの住む家族のなかや身近かな友人の世界にも存在しているのです。関係が近ければ近いほど、歴史関係が複雑であればるほど細心の注意が必要ですが、最近の日本の状況は最悪で、関係の深かった韓国や中国との間には深い憎悪の谷間が生まれてしまっています。日本の首相の認識している靖国参拝や戦争体験の感覚が、今や最悪のカルチュラル・リテラシになっているのではないかと思います。考えてみてください。現在、これらの国々の首脳とは全くコミュ二ニケーションがとれなくなっていますし、しかもこれらの国々の無数の若者たちは、日本に対していいようのない怒りや憎しみを抱き始めているのです。もう手遅れといっても過言ではありません。この前も韓国の若者と話をしていて、現在、大変な事態が進行していると思いました。私たちの役割は重要です。ヒューマン・リテラシーとは、歴史の中でたえず間違いを犯す人われわれ間存在を常に戒めながらも、自らの生き方を真摯に厳しく反省して見つめことから始まります。そうでないと国境を越えたコミュ二ケーションは絶対にできません。

韓国や中国での日本のかっての軍事侵略は、日本人のなかから消え去っても、それはいついつまでも次世代に伝えられていくのです。自らを低くするもの、そして自らに真摯であろうとするものが、世界では最も高い位置をもつのです。過去という存在は、過ぎ去ったものでも、消え去ったものでもなく、常にわれわれの心の中に・・・・つまりヒューマン・リテラシーの中に生きているのではないかと思うのです。

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この記事へのコメント

  • すみません。この記事の手の平から魚が出てきている絵画は誰のなんという作品か分かりますか?
    2012年10月09日 10:46