ヒューマン・リテラシーに関する第7章

1章ーこれは「ヒューマン・リテラシー(Human Literacy)」の考え方に基づくもので、自分自身の生き方や人間性を豊かにすることをヒューマン・リテラシーでは最大の目標にしています。これは、どのような宗教的な力も借りません。だれでも自分自身の中にある自然の力と想像力を使って、自分で心理分析を行いながら治癒する方法です。

そのためには、「絵地図分析」という心理的な地図を自分の力で、「文字、絵、漫画、写真、デザインの力の表現などを使って作成するものです。地図があるということは人生では、とても大きな力を得ることになります。そしてそれを絵やデザインで作成することによって、新しい可能性を見出すことができます。またHLI(Human Literacy Index) のインデックスを自分自身で測ってみることも行っています。HLIのインデックスには5段階の方法があります。

2章ー出来あがった絵地図を自分で分析しながら、(親しい友人と一緒に分析するのも効果的です)自分自身のヒューマン・リテラシーを実現するための実行可能なアクションプランを作ることが入門編となります。どのような哲学であれ、アクション=実際の行為がないとなにも実現できません。そのためにこの分析の具体的なやりかたを個々のグループで行いますす。個人でもできます、とてもおもしろく刺激的なワークショップです。

3章ーICLCでは、国境を越えたカリキュラム(教科書や教師研修)作りを行っています。これはさまざまな国籍からなる人々で、共通の教科書や副読本を作っていくやりかたです。海洋や大気の環境問題のような教科書作りは、共通項はみつけやすいですが、歴史や文化になってくると非常に難しいです。しかし21世紀とは、このような難しい分野にも挑戦する必要があります。

現在、ICLCでは、カシミール紛争を契機にして、インドとパキスタンなどの専門家で、国境を越えた共通の絵本製作りを行っています。また川と海の環境に関して、パキスタンのラホール女子大学と、また中国・韓国・日本の3カ国の専門家で、共通の環境絵本の共同作成にとりかかっています。これは中東やアフリカでも同じように始める予定です。

4章ーまたキラン図書館という識字プロジェクトは、時代状況の中で最も苦しんでいる人々や子どもたちを対象にしたボランティア活動を幅広く行っています。無実の罪で刑務所に収容された文字の読み書きのできない人々や子どもたちのために、世界中にキラン図書館を設置している運動です。この図書館は、現在、パキスタンに4館、ミャンマーに3館ありますが、中東やアフリカ地域へ広げてゆくのも大きな課題です。

5章ーまた活動の中のひとつに「手作りによる紙漉き」ワークショップがあります。リサイクルや自然の中の、草木から手漉きで紙をつくって、それから教材をつくって子どもたちと一緒に紙芝居や絵本などを創り出していくプロジェクトです。みんなの力で創り出す「教科書」もあります。これはコミュニティも幅広く参加した最もユニークな教材製作です。

6章ー国際理解を実践するために、ICLCは世界の人々との連帯教育を推し進めています。連帯教育とは、人と人のつながりやむすびめを創り出していく人間力やコミュニケーションの力の形成を意味しています。こうした力をもつことが人生をたくましく生きていくにも、社会の諸問題を解決するのも大きな力を発揮するでしょう。


7章ーこうした活動を、アジア・太平洋・アフリカ地域で10年にわたって推進してるICLC(国際識字文化センター)を財政的に援助協力してくださる方を募っています。こうした事業が多数の人々によって展開されることは、小さな積み重ねですが、多くの人々の心の中から21世紀の閉塞感をたくましく切り開いていくものと信じています。

「ひとりで夢見るときは、それは夢想に過ぎません。みんなで夢見るときには、夢は必ず実現していく」でしょう。

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