100年戦争となるアフガニスタンでの戦争のゆくへ

21世紀の運命を決する戦争が続いている恐ろしい時代だ。それはアフガニスタンやイラク、パキスタンで続いている戦争のことを意味するが、これが長引くと思わぬところに飛び火していく。それが現代の最も恐ろしいところだ。奈落のどん底へ落ちていくときには、だれもそれが全くわからずにただ進んでいくものだ。今の時代は、まさにそうした破局に向かった時期を生きている。

アフガニスタンでの戦争は、「力に対しては力で」という従来からの平和への戦略を大きく変えなければならない。武力だけで達成できるものは、全体の2割、あとの8割は、人々の交渉力やコミュニケーション力を作り出していかねばならない。要するに新しい識字教育が必要とされているのだ。アフガニスタンで文字の読み書きできる層は、わずかに10-30%である。女性は地域によっては5%ぐらいのところもある。こうした中で、必要なのはイスラム勢力との徹底した対話を作り出して、新しい識字教育を作ら出していかねばならない。それは子どもの教育だけでなく、一般の大人まで、ファンクショナリテイをもった実際的な教育を作り出していくものでないといけない。

その重要性を知って、実現できる団体は世界には存在いない。それはごくわずかではあるがICLCが実践してきたことだ。

アフガニスタンやパキスタンでの戦争は、結局のところは「文明の衝突」の変化した姿にすぎない。文明の衝突とは、端的に言えば宗教のにくしみの争いである。一面ではその顔を見せながらも、利権の徹底した衝突である。キリスト教文明とイスラム教文明が、過激派を巻き込みながら、権力闘争や利権争いをしているのだ。現在の科学技術の中で、こうした状況が進むと、突然驚くような、兵器が創りだされて世界に登場し、人類を破局に導いていくことがある。くれぐれも油断をしてはならない。人類の融和を進めていくためには、徹底したヒューマン・リテラシーの哲学を子ども時代から進めていかなければならない。ヒューマン・リテラシーこそ、この100年戦争を終焉させるカギである。

つまり人類がもっている知識を、「人は絶対に殺してはいけない」という徹底した思想を子ども時代から作り出すことだ。それは動植物など、生きとし生ける存在への徹底した理念と行動を識字教育の中に、それぞれの体験の中から、血肉化していくことが課題である。人間の創造性とは、結局のところは、「対立する相手の心と向き合うことができるか?相手の心に平和の灯を作り出すことができるか」という永遠の課題を、識字教育の中にとりいれること以外に人類が生き残れる術はない。


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