祈りー破局ー地球上で、原発増設のバブルが始まったとき・・・・・

これまで原発について、いろいろ書いてきたが、これは2009年12月9日のブログである。

http://tajimaiclc.at.webry.info/200912/article_3.html (2009年12月9日)
http://tajimaiclc.at.webry.info/200909/article_8.html (2009年9月30日)


地球温暖化を防ぐという名目で、世界中で原発増設のラッシュが続いている。中国もインドもこれまでのエネルギーを原子力産業によって100倍に拡大させようとしている。”地球温暖化”を唯一、最大の課題として煽りながら、結局のところは全世界に原発を無限に拡大していく戦略が21世紀の人類が置かれている深刻な道である。
中国国内では、2008年現在、建設中・計画中の原子力発電は、159基もあり、電力としては1億6454万キロワットあるという。しかしインドや中国の環境に対する意識や廃棄物の杜撰な処理の状況から考えると、これらの原発が稼働し始めると、恐ろしい事態が顕在してくるのは明白だ。

日本がどれだけ悪戦苦闘しているか、を考えるだけでも原発は廃棄物の処理に道がないことを知っているのだ。しかも地殻の不安定さや地球がこれから大地震などに遭遇することなどは全く計算には入れられていない。
中国が行う100倍の原発の増設に次いで、インドも狂ったようにエネルギー獲得に乗り出し始めた。そして同時にロシアから空母を購入することを決めた。これは同様に中国も空母を造船し東シナ海に就航させようとしている。これらが意味するものは21世紀の未来とは、限りなく不透明に満ちているに他ならない。COPで開かれている会議の意味は、結局は”気候を原子力化する”ということで裏取引に走ろうとしている。それを世界中の人々は、根源的な不安で見つめている。

つまり温暖化ということを声高々に唱える陰で、原子力産業が、合法性を得ていくという戦略なのだが、これほど危険な未来の描き方はないのではないか?


エネルギー政策では、廃棄物の処理の仕方がいまだにわからない原子力産業を大幅に減じて、風力や太陽光など多角的な発電スタイルを強力に推し進めなければ、地球の海と言う海は壊滅に瀕するだろう。放射能に汚染されていない冷却水などありえない。温暖化によって、太平洋の諸島が沈んだり、気候が不安定になるといった状況から、人類が生存してきた海洋の食べ物が永久的に汚染されていくと思われる。


これが未来の子どもたちに贈る”COP”の会議の意味に他ならない。気候を原子力化するのではなく、二酸化炭素の排出量を減ずることが、人間が平和裏に生きれる唯一の道である。人間はエネルギーが生み出す無限の富に目がくらんで奈落への道を突っ走っている。人間は、今文明のどこに立脚しているかを深刻な意味で知らなければならない。原発増設のバブルが始まる日を、COPから生み出してはならない。

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