原子力の恐ろしさと大自然の嘆きを表現した絵本

現代の海の環境の中を生きる自然の生き物たちを、一匹の海亀の生き方を通じて、人間社会のありかたを寓話的に描いています。この絵本の着想は、太平洋ビキニ環礁での水爆実­験で被ばくした第五福竜丸と自然の生き物の声を代弁しようと、30年前に執筆されインドのラマチャンドラン氏によって絵本化された物語です。20年も前から始まっている原­発の温排水による海に垂れ流しの放射能汚染に触れています。

http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/499025810X/ref=dp_olp_used_mbc/377-4274179-1732720?ie=UTF8&condition=used

原子力の恐ろしさと大自然の嘆きの声を表現した絵本では、世界でもまれな絵本ともいえますが、日本人の作家とインド人の著名な画家(A.ラマチャンドラン)との共同作品と­して、東京のディンディガルベルから刊行されています。また英語版はオックスフォード大学出版から1999年に刊行されており、アジアの国々では、インド、イラン、韓国、­タイ、ベトナムをはじめ17カ国で翻訳刊行されており、日本ではこの物語の語りが、語りで知られている古屋和子さんによって日本全国で行われています。

2010年には、東北の気仙沼などで広く語りが行われました。そして1年後に3.11が起きて、福島原発の悲惨な事故などによって、この物語を耳にする参加者はフクシマの­状況と海亀の凄絶な運命に涙しています。しかしこれは始りなのです。想像力と思考力をしっかり働かせない以上、原発を作り続ける人間たちが、平気でこの地球と人間を滅ぼし­てしまうのです。

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