海水は生物の命 - 海が壊れたら、人類を含めてすべての生き物は生きていけない!

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海が壊れたら、人類を含めてすべての生き物は生きていけない!
海水は生物の命 の血


1997年にガンで逝去された平井憲夫さん(原発現場で現場監督として働かれた配管の専門家)が、核の放射性廃棄物の処理について書いておられます。

「・・・・・原発を運転すると必ず出る核のゴミ、毎日、出ています。低レベル放射性廃棄物、名前は低レベルですが、中にはこのドラム缶の側に五時間もいたら、致死量の被曝をするようなものもあります。そんなものが全国の原発で約80万本以上溜まっています。 日本が原発を始めてから1969年までは、どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、近くの海に捨てていました。その頃はそれが当たり前だったのです。私が茨城県の東海原発にいた時、業者はドラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉の沖に捨てに行っていました。
     しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思ったのは、このことからでした。海に捨てたドラム缶は一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミはどうなるのだろうか、魚はどうなるのだろうかと思ったのがはじめでした。 いくつドラム缶があるのか、廃棄物業者が300年間も続くのかどうか。どうなります。現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行っています。全部で300万本のドラム缶をこれから300年間管理すると言っていますが、一体、300年ももつのか ・・・・・・・・・」

そして2011年3月以来、福島原発は、チェルノブイリ原発の事故をはるかに上回る放射性廃棄物を、空へ、地へ、海へ放出しています。この深刻な状況はいつまで続くのでしょう?夕方、買い物に行くと、魚には、さんま、サバ、いわし、まぐろ、かつおなど福島や岩手産などが目立つようになりましたが、手は自然に静岡産、北海道産、三重産、日本海側、輸入物など、東方地方から離れた地域の魚に伸びていきます。これは風評被害というものではありません。怖ろしい被爆の結果が、確実に、今、日本人の体を深く蝕んでいると思います。

気の遠くなるような長い時間をかけて、多様な生物を生みだした 海を、人類は墓場にしているのです。そのため40年前「大亀ガウディの海」という生物の視点から表現した物語を刊行しましたが、人類は海の重要性や有限性をまだ自覚していませんね。すべてを失ってから、そのありがたさを知るのに、「自然と平和」の存在があります。これを是非とも次世代に繋いでいきたいものです。

「大亀ガウディの海」
http://tajimaiclc.at.webry.info/200512/article_13.html

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