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zoom RSS 多言語による絵本の読み聞かせ

<<   作成日時 : 2018/09/28 05:01   >>

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先日、目黒区の八雲中央図書館にて、多言語による絵本の読み聞かせがありました。案内をいただいたので、近くにある八雲中央図書館にでかけてみました。これは「多言語絵本のRainbow」によるもので、読み聞かせを行ったのは、私が翻訳したインドのA.ラマチャンドランさんの「10にんのきこり(講談社)でした。


読み手は、初めに日本語で絵本を読み、それからインドの女性がヒンディ語で読み聞かせていましたが、この絵本はゼロとか1など「数」の絵本として構成されているので、日本とインドの「数え方」の違いとか、環境と数字を結びつけた物語の展開に子どもたちは興味をもって聞いているようでした。子どもたちは、ヒンディ語の音をどのように聞いたのでしょうね?インドでは、生活の中に、多様な言語が存在しているので、「音」や「声」に対する敏感さは、日本とは比べものになりません。


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『10にんのきこり』の絵本は、インドを代表する現代画家、ラマチャンドランさんの若いときのすばらしい絵本作品です。10人のきこりたちが森の木が無くなるまで切ってしまうと、「トラ」が現われてくるというストーリーは、「0」の概念を教えるカウンティングブックという点でも特徴的ですが、示唆するところは、現代の環境問題など様々な広がりをもっています。

インドは、人口が世界第二位の大国ですが、今世紀半ばには13億人の中国を抜いて世界一になると言われています。インドにはいろいろの顔をした人々が暮らしていて、日本と比べものにならないほど言葉や宗教も多く、例えばインドのお札には15種類の言葉が書かれています。そして世界で一番大きな社会の変化が起きているのもインドなのです。

南インドのケララ州で生まれたA.ラマチャンドランさんは、その急激な変化の中で、インドから豊かな自然がどんどん無くなり、文化や伝統が壊されたりしていることを非常に心配しています。ラマチャンドランさんは、人々が受け継いできた豊かな芸術遺産を、なんとかして子どもの絵本の中に残していきたいという願いを込めて絵本を描くそうです。

そんなことも、ちょっとだけ頭の隅において、個性豊かなきこりたち、木々の間に見え隠れする、動物たち、トラのしっぽなどを見つけながら、絵本の世界を楽しんでくださると嬉しいです。ラマチャンドランさんは「子ども時代という、人生の印象が一番強く残るこの時期に、一番大切な人間の価値を伝えていきたい。ヒューマニズムはたいへん遠くまで旅することができるから……。」と語っています。

http://www.ehonnavi.net/ehon00_opinion.asp?No=16974

ブログには、いろいろの声が寄せられています。

ー「10にんのきこり」の絵本は、今住んでる地域の子育てサポートの場におかれていて、息子に1度読んであげたら、そこに遊びに行く度に、「10にんのきこり」を取りに行き「読んで!」とあたしの所に持ってきてました。(のぶ)




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