
これまでアジアやヨーロッパなどで、偶然ながらさまざまな河川を目にしてきました。インドのガンジス川では沐浴者と一緒に泳ぎ、溶け落ちた氷河の水が合流するインダス川の中流では魚釣りを楽しみました。また東南アジア6か国を貫いて流れているメコン川。そして中国の黄河や揚子江は、識字教育の仕事で、度々横切った思い出の河川です。
そう言えば、若い時、エジプト・ルクソールのナイル川で、ヨット遊びして、速い流れに飛び込んで溺れそうになったこともありましたね(笑)ドイツのミュンヘンで暮らしたときにはドナウ川の支流イーザル川で深まっていく紅葉を楽しみ、イタリアのフィレンツェではアルノ川の夕焼けを見ながらビーノを飲み、フランスではセーヌ川の川岸にある古書店で本も買っていました。
後になってみると、河川とはすべて偶然の出会いでしたが、それにしても河川の情緒は素晴らしく、さまざまな思い出を残しています。この写真は、インダス川の上流の支流フンザ川が見えます。この川に沿って、20年前に住んでいたイスラマバードからカラコルム街道を通って桃源郷のフンザへと上ってきたのでした。旅することは生きることですね。



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