千里の目を窮めんと欲して 更に一層の楼に上る

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千里の目を窮めんと欲して
更に一層の楼に上る

2014年8月11日の朝、 ある瞬間、突然中国の唐時代の王 之渙の「鸛鵲楼に登る(かんじゃくろうにのぼる)という詩を思い出しました。そして思ったのです、「そうか、人生で歳を重ねるということは、さらに人生の高みへ登っていくことによって、これまでに見えなかったことや考えたことのなかった景色を見ることもできるようになる」ということか、と思えたのです。

漢詩には、もちろんいろいろの解釈があり一概に言えませんが、山登りでは、頂上へ向けて歩いているとき、高さによってさまざまな眺望が開けてきますよね・・・・この頃の仕事の中で痛感するのです。これまでわからなかったこと、見えなかったことなどが見えてくることの多いカンボジアでの滞在となりました。自分の顔に責任を持たねばならない歳になったのですね(笑)

今日は月曜日、8月11日、午前中は人に会ったり、午後からのワークショップやプレゼンに備えています。7点の新しい識字教材も準備できました。土曜日と日曜日も働いたので、ちょっときついですね。

鸛鵲楼に登る
白日山に依りて尽き
黄河海に入りて流る
千里の目を窮めんと欲して
更に一層の楼に上る


輝く夕日は 山の稜線にもたれかかるようにして沈み、黄河は、海に入ってもさらに流れる。千里の眺望を見はるかしたいと思い、さらに一階上の楼へと上っていく。
王 之渙の『唐詩選』 「登鸛鵲楼(かんじゃくろうにのぼる) 」
「鸛鵲楼(かんじゃくろう)」:蒲州の高台にあり、黄河に臨む眺望絶佳の高楼。

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