シンガポール空港にてーちょっと汚いお話で恐縮ですが・・・・

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シンガポール空港のトイレの小便器の中央に1匹のハエの絵が描いてありました。最初はいったい何かと思ったのですが、要するにハエめがけておしっこをせよ、あちらこちらに漏らすなということなのだとすぐにわかりました。合理的と言えば合理的ですが、ハエめがけておしっこするとは、なんとも美しくはありません。なんとなく汚らしい思いもするのです。

もう少し爽やかなアイデアはないものか?と思ったとき、だれかのエッセイを思い出しました。それは、誰かが、日本の山奥で見た農家のトイレにいたく感心したというもので、その農家のトイレの便器には、新鮮な杉の青葉がびっしりと詰めてあったというのです。青葉の上に小便を降り注ぐとは、なんとも杉の青葉が匂い、まるで森林浴のよう、気持ちが爽やかだったというのです。自然へ思い切り放尿するーこのような文化が私は好きですね(笑)この杉の葉を敷き詰めるには、少し手間はかかりますが、自然を満喫できるのです。キリンやシマウマのように(笑)
人間の快適な文明を維持するために、生き物を平気で殺したり利用する文化は、たとえハエであったとしても、余り気持ちのいいものではありません。もし仮にそのハエが生きていて、便器の中で必死に生き抜こうともがいていた時、それでもあなたは容赦なく小便をかけてそのハエを押し流そうとするでしょうか?これに近い体験はたくさんあります。ですから、このようなことを決意させるシンガポール的便器の合理性は余り好きではありません。

ところで、日本文化に鍛えられた日本人とは、なかなか粋な国民ですね。本郷三丁目の喫茶店のトイレには、このような短歌がかけてありました。
「急ぐとも にしに ひがしにたれかけな みなみる人は きたながるなり」

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