浦和CCで、私の人生マップー「絵地図分析ワークショップ」に取り組みました。

2018年4月16日は、浦和コミュニティセンターで、一日中、絵地図分析ワークショップに取り組みました。 絵地図の基本的な入門編で、「理論とさまざまな実践」を学んだ後、みんな自分自身の絵地図を制作した素晴らしい絵地図ワークショップとなりました。とくに今回の「わたしの人生マップ」という「個人の生き方を絵地図で表現する「深層心理表現」は圧巻、参加者一同大感激!!「絵地図」は、みんな自分自身の人生や生活を心底から元気にさせていくことが目標です。つまり<人生の大洗濯>で、自分自身の現実を見つめることから始まります。そして蘇生のための具体的なアクションを生み出すのです。 来月5月19日には、今度は「グループによる絵地図分析ワークショップ」が開催されます。」<三人寄れば文殊の知恵>ー社会や世界で最も難解な課題を、視覚表現などを通じて絵地図で真剣に取り組みます。だれでも参加できます。 今回、主催された中村智子さん、奥富美子さん、これを支えて下さったスタッフの皆さま方、誠にありがとうございました。東京では、7月から8月にかけて「絵地図ワークショップ」を開催したいと考えています。ご期待あれ!

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ヒューマン・リテラシー(Human Literacy) とは?

ヒューマン・リテラシー(Human Literacy) とは、「人生や世界の普遍的な目的に向けて、人間力を高めるすべての表現力」のことを意味しています。これは文字の読み書きだけではありません。人間の豊かな感受性を通じてのさまざまな表現行為のすべてを意味しています。これはアジア地域の識字教育の中で、私の経験の中から新たに作り出したコンセプトです。 これは言葉や文字や身体などによる表現力であるとともに、他人の苦しみの軽減のため自分もできる具体的な行為(アクション )を作り出し、人間として人間らしく生きていくための人権確立の行動をも意味しています。 文字や言葉や映像などによって表現される世界は、「人間のありかた全体に真摯なる責任をもつことが必要」で、どれだけたくさんの知識や情報をもっているかではなく、その方向が正しい方角を向いていることが一番大きな問題なのです。 例えば、原発報道ひとつ取り上げても、どこまで私たちは、真実を知っているでしょうか?そしてどこまで、自分にできる真実の実現を行っているでしょうか?リテラシーとは彼方にある考え方ではありません。此岸の自分自身から始まる生き方を意味しています。

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「わたしの人生マップ」の6年生へ送った手紙

「わたしの人生マップ」に参加した6年生たちへ送った私の手紙<2014年3月24日の卒業式の日に> ご卒業おめでとう。 心のこもったお手紙ありがとう。私は完成したあなたの絵地図とお手紙をなんども読みました。どの作品も余りにもすばらしく本当に感動しました。うれしかったです。みんな<自分自身>の人生を幸せに生きたいと真剣に考えていましたから。完成した絵地図は、家の中の壁か、あるいは自分の部屋のどこかに張り出してもう一度よく見て下さい。これを<自分自身で分析(ぶんせき)すると言います。絵図には、みなさんの夢や希望や悩みなどがたくさん描いてありますが、この絵図の完成のためには、次の3つのことを実行して下さい。すると絵地図に書きだしてあることが、実際に実現していきます。 まず最初に全体の絵図の中から、自分の人生の中で一番重要な≪3枚≫をまず選びだして下さい。それは一番実現したいと思っている優先事項(ゆうせんじこう)です。夢や希望がたくさんあって、選ぶのがむずかしいという人がいるかも知れませんが、目標は、しぼればしぼるほど実現しやすくなるのです。それから選び出した3枚の夢や問題などを、どうやったら実現できるか、一生懸命に考えてみてください。それを実際に実現するためには、具体的に何をしたらいいのか、<今すぐにできること>やアイデアを実行するアクションとして全部書き出して下さい。 もし<宇宙飛行士になりたいという夢>をもっていたら、実際に宇宙飛行士となって活躍している人はどうやって宇宙飛行士にな…

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「心の絵地図分析」ワークショップ入門

「みなさん、こんな気持ちになることはありませんか?」「今の自分に自信がもてない」「自分なんてどうでもいい人間だと思う」「他の人がうらやましい」「他の人と比べて自分はダメな子だと思う」「自分がいることで、誰かに迷惑をかけている気がする」「『消えてしまいたいと思う」「イライラがずっと消えない」…… これは朝日新聞に掲載されていた記事ですが、今、小学生・中学生そして現代に生きる私たちは、無数の煩悶のジャングルから逃げ出せなくて苦しんでいる状況です。いじめや自殺、さまざまに深刻な事件など・・・・・このような時、日本で生まれた「心の絵地図分析」は、<文字や絵やデザインや地図を自由自在に使って>、自分で行う最適、最高の心理療法=実践的心理学として登場しました。これは、長年のアジア・太平洋地域のユネスコの識字教育活動から生まれた世界には初めての実践的な教育方法です。次のさまざまな感想は、 「心の絵地図分析」 を終えた小学生・中学生・父兄・専門家などから頂いた感想です。みんな現代の閉鎖されたイライラした気持ちから、「自分の力」で大胆に人生を乗り越ろうと挑戦しています。それも楽しみながら喜びながら・・・無意識の領域から人生や生活を変えていくのです。 (2)目黒区立小学校6年生を対象の「絵地図ワークショップが (2014年、15年、16年)に連続で行われました。」 その多くは自分自身を振り返って表現する「わたしの人生マップ」でしたが、大変大きな手応えがありました。それはまず第一に子どもたち全員が、こ…

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日本の小学校教育で「わたしの人生マップ」がもたらす教育改革とは?

12月1日-3日(40名)と12月8日(100名)、2校の目黒区立小学校で「こころの絵地図」ワークショップを行いました。大変大きな手応えがありました。 それはこどもたち全員が、この授業に狂喜したことです。かれらが今、人生の岐路に立っていること、悩んでいることを実感しました。今後、これらの作品をご紹介していきたいと思っていますが、まず生徒の感想文と見学された方の感想を先ご紹介します。絵地図というこのユニークな方法が、これからの時代の人間を深く広く揺り動かしていくことを確信しましたね。 ー「私は人生マップをつくってみて、自分の中で、ぐちゃぐちゃになったものがほどけて、整理もできて、すっきりしました。また作る前は、自分はあまり夢を持っていないと思っていましたが、整理してみると夢が多かった。むしろ他のなやみなどより多かったです。それを知って私は未来へ自信を持つことができました。ありがとうございました。もう未来がどうなるか楽しみです。」  -6年女 ー「今回、心の絵地図を通して、自分がどうしたらいいのかがよくわかりました。私は一人になるのが怖くて、自分の意見を言ったことがありませんでした。なのでいつもストレスが、ものすごくたまっていて、学校に行きたくないと思うことも。しかし、心の絵地図を作り、私は悩みがいーっぱいたまっていても、生きていきたいと思えたのは、願望、希望があり、それを叶えたいからだと気が付きました。これから先も困ったことが出てきて、生きる気力がなくなったら、また心の…

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メコン川は流れるーラオスにて絵地図分析ワークショップ(PMA)が開催されました。

8月15日から25日まで、「ラオスのこども」から招請を受け、ビエンチャンなどへ行って、絵地図分析ワークショップの開催に協力してきました。これはラオスで活動している「こども文化センター」の20年間の活動についての評価を行いながら、これを基に今後の方向性を定めようというものでした。 「ラオスのこども」と私は関係が長く、会の代表者であるチャンタソンさんから依頼されて、1990年から私の2冊の創作本を翻訳出版していただいています。それは1990年、ラオス語で出版された「びっくり星の伝説」と2003年、「大亀ガウディの海」の2冊です。また現在は、理事としても末席に連ねていますが、今回の訪問は、2001年に次いで2回目でした。 PMA(絵地図分析)による3回のワークショップは、8月16日から始まり、場所を変えて約6時間かかる町やビエンチャンの下町など3回開催し、いずれも成功裏のうちに終了しました。参加した子どもや教師たちみんなまるで吸い寄せられるように白紙に向かって言葉や絵やデザインで、みんなで自己表現を行い、それを総合分析して「ラオスのこどもたちの理想」について発表したのです。どんなに子どもや先生たちがこうした参加に熱狂したでしょう。昼食を食べるを忘れたほどでした。これは、言葉と絵とデザインに本質的な意味を持たせーさらにそれを地図化することによってそれぞれの位置や方向性がわかるのです。そしてそれをみんなで分析することによって、深い心に眠っている欲求やニーズを掘り出し、現実的なアクションをつくりだ…

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世界初のパキスタン農村に住む非識字女性を対象とした絵地図分析ワークショップ

●パキスタンの農村女性のための絵地図ワークショップ(村がかかえる深刻な課題の解決に向けて(半数の女性は文字の読み書きができる識字者で、半数は読み書きのできない非識字者であった) (識字者と非識字者がいかに絵地図共同作業を進めるか) 背景 これは2000年に、パキスタンの農村女性(主婦)10人によって行われた識字教育を意識して行った絵地図分析ワークショップである。識字教育の進め方にはさまざまな方法があるが、これは視覚的にも構造的にも、新しい形の参加形式で行われ、識字教育のありかたに一石を投じた。参加者の10人のうち半数は農村に住む女性の識字者で、残りの半数は(文字の読み書きが全くできない)女であった。今回は、農村女性が、どのように村で自立していくかという課題と同時に、村が直面している社会的な課題や諸矛盾とは何かという非常に難しい課題をテーマに選んだ。参加者自身がテーマを自由に討議しながら選び出した。 2)方法論: 私がファシリテーターとしてまず最初になぜこのようなワークショップを開くのか、その目的ややりかたを英語で説明した、通訳が現地のウルドゥー語に翻訳した。みんな少し怯えているようなので、最終的に作られるものはこのようなものだと、実際に完成した絵地図を参加者に見せて説明した。これによって参加者自身は非常にリラックスをしたように思えた。 通常、非識字者は文字の果たす役割や効能については全く知らない。そこで文字の読める識字者が、読めない非識字者に協力すると…

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地図のない閉塞した時代を、心の絵地図分析によって乗り切る!

>地図のない閉塞した時代を、心の絵地図分析によって乗り切る! 言葉の力、絵の力、 デザインの力による絵地図分析ワークショップ 2010年7月4日に、ソウルの梨花女子大学で開催された絵地図分析ワークショップで開始したワークショップの様子をお伝えしたいと思います。 最初はみんなかなり緊張して、委縮していたようですが、二日目は、みんなものすごくオープンで積極的、要するに慣れてきたのです。そうなると韓国の子どもは実に主体的で活発なのです。素晴らしい創造性をもっているのです。このワークショップでは、描いたものに点数をつけないし評価らしい評価も全くしません。ただ当事者や参加者の自由な感想の発表で、笑いに包まれた実に楽しく感動的なワークショップとなりました。やはり期待した「絵や文章や文字を使って、まるでいたずら描きのように、自分の生活や思いや生き方を自由に表現すると、いろいろのものが見えてくるようです。 こうした機会は、日常にも人生上でもほとんどないですからね。父娘で作成した絵地図もおもしろかったです。子どもたちの夢や関心の中には、統一問題や哨戒艇の沈没の事件など深刻な議題にも幅広く触れていました。・・・・しかも7-8歳の子どもから大人までみんなの前で発表するのですから、世代を超えて人生上のスキルや体験や喜怒哀楽などがさまざまに表現されて、会場の参加者によって感動的なコミュニケーションの場が作り出されたのです。ああ、おもしろかった!!参加した子どもたちが、どんなに喜んだことか・・・…

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いよいよ始まった絵地図の無限の可能性とICLCワークショップ

今、心の絵地図ワークショップ(PMA)に興味をもつ方が増えています。絵地図は、識字の原点ともいうようなもので、文章や絵やデザインや地図などありとあらゆる表現をもちいて、自分を表現して、相手に伝えようとするアナログの表現行為です。これまでにアジアのさまざまな国々でワークショップを行ってきました。 アジア地域の広範なユネスコ加盟国やユネスコでの人材研修 韓国(淑明女子大学、李花女子大学、コンピューター通信会社、親子を対象として、NGOなど) 中国(南京師範大学) パキスタン(農村地域での識字者と非識字者を対象としての農村の自立、ラホール女子大で2回) ラオス、ミャンマーなど インド(NGOの幹部研修など) 日本(小学校、中学校、高校、大学、社会人など) 原発の被災地での絵地図 これはワークショップに参加した日本の小学校6年生の子どもたちの感想文です。 ― 自分が今、思っていることを何でも紙に表そうといっしょうけん命にやった。今まで味わったことのないかんかくを体験した。自分を見つめて自分のいいところやわるいところがどんどん見えてくるような気がしてどんどん手がうごいた。とっても不思議なかんかくで、自分でもどんなことをどんなふうにかんじているのかが、よくわからなくなってきてしまった。でも自分自身のことをよくわかれるようになれた気がした。また作ってみたいと思った。こんどは広いはんいのものも書いてみたいなあと思った。友達が作ったのを見て「ああ、この人はこんな人なんだ。」という…

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梨花女子大での、感動的な3日間の絵地図分析ワークショップが終わる(報告)

梨花女子大学の新校舎ーフランスの建築家による設計 ソウルで2日目のワークショップを終えたとき、なんでも即断するのは危険だと思いました。つまり初日目は、参加者の子どもたちは、開催場所が韓国の名門の梨花女子大学であったこと、外からのビデオカメラなどにたくさん囲まれていたこと、そして子どもたちが、自分自身のことをみんなの前で発表することへの恥ずかしさなどさまざまな要因があって、みんなかなり緊張して、しかも委縮していたようですが、二日目は、みんなものすごくオープンで積極的、要するに慣れてきたのです。 そうなると韓国の子どもたちは実に主体的で、活発なのです。 このワークショップでは、描いたものに点数をつけないし、評価らしい評価もせず、ただ当事者や参加者の自由な感想の発表などですから、笑いに包まれた実に楽しく感動的なワークショップとなりました。しかしこれを分析というのです。やはり期待していたように「絵や文章や文字を使って、まるでいたずら描きのように、自分の生活や思いや生き方を自由に表現すると、いろいろのものが見えてくるようです。こうした機会って日常にも人生上でもほとんどないですからね。父娘で作成した絵地図もおもしろかったですよ。しかし子どもたちの夢や関心の中には、北朝鮮との統一のことや哨戒艇の沈没の事件などにも幅広く触れていたのですから・・・・ しかも7-8歳の子どもから大人までがみんなの前で発表するのですから、世代を超えて人生上のスキルや体験や喜怒哀楽な…

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7月17日(土曜日)に、最も創造的な国際識字文化センター(ICLC)のセミナーが始まります。

☆ ビデオを交えてのICLCの各プロジェクト報告も行います。どなたでもどうぞご自由にご参加ください。 日時: 2010年7月17日(土)午後1時30分~5時 会場: 東京ボランティア・市民活動センター C 会議室 (新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10F 低層エレベーター) 最寄駅: JR総武線・地下鉄 飯田橋駅 駅に隣接するビル JR飯田橋駅西口 地下鉄 (有楽町線・東西線・南北線・大江戸線)「B2b」出口 主催: ICLC国際識字文化センター 参加費: 500円 (ICLC会員は無料) 主催: 国際識字文化センター(ICLC) 東京都目黒区中根1-16-10 TEL: 03-3718-5260 090-6505-1782 iclc2001@gmail.com http://www.iclc2001.org 問い合わせ iclc2001@gmail.com 090-6505-1782 「キラン」とはウルドゥー語で「太陽の光」を意味します。太陽の光がすべての人に平等に降り注ぐように世界のすべての人々に希望の光が届くことを願っています。それは、人間の内なる光―人間が人間らしく生きていけるような知識や情報などの知的環境を意味しています。世界には、社会や知識から遮断され光のまったく届かない社会環境に置かれている子どもたちが「知りたい!学びたい!」と叫んでいます。これに応えて、ICLC国際識字文化センターが、2000年から パキスタン…

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連帯教育は、開発教育と異なり、人間の内面から光を当てて行く手法です。

連帯教育は、開発教育のように絶えず外因に向けて理解を進める方向性から、人間の内面にもきちんと光を向けていく行動的学問です。植民地に対する経験や反省などから生まれた開発教育と異なって、連帯教育の目的は、人間同士がどうやったら外的にも内的にも連帯し、信頼の世界を築けるかと言う行動的な学問です。 太平洋地域で、識字教育の成功例と失敗例をもとに、現在、ICLCは、「絵地図分析」という新しい「自己発見のワークショップ」を国内外 (日本、インド、韓国、中国、パキスタン、ビルマなど)で開催していますが、それは、近年、「人の言葉を聞くこと、自分を表現する力、あるいは文字や絵で伝える表現力の強化など、パソコンからデジタル機器にいたるまでさまざまなコミュニケーション能力の開発」が、子どもたちの日常生活の中で必要とされてきており、子どもや大人を含めて「自分がどこにいるのか?どこに行こうとしているのか?いったい何をしたいのか?」揺れに揺れて不安の中で自分探しを痛切に求めていることを知ったからです。 現代は誰しも大きく揺れて地図を必要としているのです。そのために「絵地図分析というワークショップ」を開発し、自分自身の言葉と絵とデザインを使って、自分自身の内面深くに潜在している欲求や願望や煩悶などの絵地図を作成するというものです。それは自分自身の偽りのない欲求や現実などの問題を本音で作成していくもので、連帯教育のワークショップで効果的に使うことを考えています。 誰でもよく経験あることですが、室内から出…

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たくましい創造力で「人間力」を育てる絵地図分析方式によるフィンランド学習 とは?

際限なく落ち込んでいく日本経済と日本人の思考力を救うにはどうしたらいいのか? ーそして未来の日本を背負う日本の子どもたちの学力を育てるには? ーしかし学力とはなにを意味しているのか? これまで文科省などを中心として、各県の教育委員会などは、現場の教師に自由裁量を与えず、自由な思考や体験を伸ばすことを全くしてこなかった悪しき日本式教育のつけがすべて出てきているのが今日の教育(狂育)だ。 こうした教育空間では、日本の再生も世界への貢献もありえない。絶えず「長いものに巻かれろ」という思考や創造力だけが、不況の中でたくましく育っているからだ。 これを打破するには、OECD学力調査で世界一のフィンランドの教育方式はある参考になってくるが、それだけでは日本ではこうした能力は育たない。日本人の風土にあった創造教育が必要で、それはICLCが開発した「絵地図分析ワークショップ」という先の時代に先行した方式である。すでに日本、韓国、インド、中国などでワークショップが多数開催されており、大きな成果を出している。 それは具体的な問題を提示し、自由に自分を取り巻く環境から具体的に考える創造時間を通じて、「自分だったらどうするか?」という徹底した思考力や読解力を育てる教育が原点にあり、それは今日世界的に広がりを見せているフィンランド方式と類似しているとも言える。しかし類似しているだけで、さらに先行する創造力をもっている。 ICLCが推進している絵地図分析(PMA)という独創性を通じ…

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自分や世界を想像力と創造力で共同製作する「絵地図分析」の魅力と可能性

21世紀に入って、世界各国の飲料水、河川、湖沼、海洋など「水」を根源とする生物の住的環境は極端に悪化しており、人間を含めて生物の生存は極めて深刻な環境に追い詰められています。これは主として、(1)生活排水(2)工業廃水(3)海洋投棄(4)農薬汚染などから発生しており、特に海洋に囲まれた日本や韓国や中国などは、工業排水や生活排水、農薬汚染などによる河川の深刻な汚染が進んでいます。そしてこれは限られた地域環境から地球全体に広がっています。 また現代社会が生み出す様々な有害化学物質や、原子力発電所など核施設から発生する放射性廃棄物、アルミナ工場から出る赤泥(せきでい)、廃棄物処理場や鉱山などから流出する水銀などのたくさん汚染物質も海に大量に捨てられ、流れ込んでいます。これらの汚染物質は、長期にわたり海洋に残り、海流に乗って世界全体に広がり、汚染物質は魚やクジラや海の生き物などの体に蓄積し彼らの生命を脅かすだけでなく海洋生態系の全体を破壊し、食べ物を通じて人間の健康や生命が危険にさらされています。 国際識字文化センター(ICLC)は、古来から密接な繋がりのある日本、韓国、中国などの近隣諸国の絵本の関係者が集まって、共同で「命の水と海洋の生き物」という課題を「絵地図分析」という手法で議論や制作を行うワークショップを開催します。これまでICLCは、平和絵本のプロジェクトを通じて、インドとパキスタンの絵本共同制作や汚染されたインドとパキスタンの河川の絵地図分析ワークショップなどを開催しています。…

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南京での心理地図ワークショップ

中国では初めて絵地図分析ワークショップが、2009年3月20日から23日まで、南京師範大学で開催され、幼稚園の幼児、小学校の児童、成人女性、大学院の院生などの約80名が、絵地図分析と絵本のワークショップに参加しました。これは南京師範大学が開催したもので、ICLCは全面的に協力して、講師として日本から3名の専門家を派遣しました。 参加者の80%は、師範大学の大学院修士の学生で、このワークショップではICLCが期待した以上の多くの成果がありました。 それは今の中国で生まれている新しい個人の創造性や個人の煩悶などを、絵地図分析と言う手法を通じて本音で表現できたことが最大の成果でしょう。一人っ子政策の中国では、個人個人は激烈な競争意識の中に投げ込まれており、とても大事に育てられているようですが、新しい世代はある意味では仲間意識のコミュ二ティなどは育っていないように見えました。そして急激な発展の中国では、豊かな表現や創造性、仲間意識などが緊急に必要とされているようで、ICLCが生み出した絵地図による表現やコミュニケーションは大きな意味を持って中国の教育界に登場したようです。 それは子どもと両親が、学生と教師が、社会人同士が、絵地図という共同製作を介しながら、緊密な両者による相互のコミュニケーションを作り出したのです。 これは大変な発見でした。中国はコミュニティ意識を作るために、人為的に対外的なイデオロギー広報などを行っては、人心をまとめあげてきたのではないかと思えていたからです。そうやって伝統…

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自分自身を表現し、他者を知る「わたしの人生マップ」と「社会の諸問題」の絵地図分析ワークショップ

日本の子どもの中に自分嫌いが増えているという。これは深刻な課題になりそうだ。ICLC(国際識字文化センター)は、世界に先駆けて「わたしの人生マップ」というワークショップを開催している。 これは2009年3月20日から南京師範大学の主催とICLCの協力で主催で、中国屈指の師範大学である南京師範大学で院生や教員を対象に中国では初めての絵地図分析ワークショップが開催される。日本でも一日も早く実践される日を楽しみしている。 マインドマップの手法に比べて、これはまさに真反対の教育手法ー現代の世界中の子どもたちの不安と希望に対する最も有効な答えを出してくれるだろう! 絵地図分析(PMA)とは、「文字と絵とデザインで深層心理を表現し、できあがった絵地図と対話しながら人生戦略をたてる教育プログラム」です。これは個人でもグループでも使えますが、二つの大きな効果があります。一つは内面にある苦しみや悩みを絵地図に昇華させるので、集中力や高揚感と共に自己の解放感がもたらされること。もう一つは、絵地図を詳細に分析することによって、羅針盤となる自分についての具体的な生き方を得られることです。これは長年のICLCの識字活動をもとに開発した世界でもユニークな実践的教育学で、絶壁に追い込まれて呻吟している現代の子どもや大人たちを対象に、言葉と絵の力を用いて、問題解決のための行動に向けて自信を持てるようにすることが最大の目的です。ワークショップは、それぞれの体験とイメージで具体的な心の地図をつくるので非常に刺激…

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絵地図分析とはなにか?What is the Picture Map Analysis?

"Power of word, Power of pictures, Power of Creation by PMA (Picture Map Analysis) Method" Dramatically developing personal potential in life through the Picture Map Analysis Method (PMA) by Tajima, ICLC What is PMA ? To establish oneself, it is necessary to look inward and discover the path in life to be taken. However, society today produces an unfeeling environment that makes self-discovery difficult. Individuality first appears when one stands firmly as one. Every person possesses a wonderful individual character that cannot truly be compared to any other. To provide the opportunity for each person's eyes to be set aglow with t…

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悩みや問題に挑戦する力を育む絵地図分析(入門編)の開催

言葉の力、絵の力 デザインの力を使って地図を作る: 誰でも人生や社会の中で、自分自身の居場所や明瞭な地図を作ろうと試行錯誤しています。 地図があれば、今いる場所を確かめることもでき、人生や社会の東西南北をはじめ、生きて行くべき方向が明瞭に見わたせるからです。しかし人は複雑な問題や悩みにも遭遇しており、これを解きほぐしながら道を見つけ出していくのは容易ではありません。そのためこの方法は、人間の心理に基いて作成していく心理地図の分析方法のやりかたです。それには、問題に向けて、文字、言葉、文章、絵、図、地図、コラージュなど(たくさんの色彩で)表現していきます。個人でもグループでも、誰でも楽しんでできる方法ですが、かなりの集中力と自由な創造性を要します。 とき:     2008年6月14日(土曜日)午後6時から9時まで ところ:   飯田橋 東京ボランティアセンター B会議室にて        http://www.tvac.or.jp/images/infomap_large.gif 講師:   田島伸二(絵地図分析研究所 (Picture Map Analysis) 1.プログラムの内容:   1.絵地図分析とはなにか?   2.なぜ絵地図分析という手法を開発したのか?   3.絵地図分析に関連するワークショップを開催してきた経験から   4.(日本、韓国、インド、パキスタン、ミャンマー、ラオスなどから)   5.絵地図分析がもっている可能性と課題   6.…

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写真で見る絵地図分析の世界(インド、パキスタン、韓国、日本などで実践中)

子どもや大人たちを対象に、言葉と絵とデザインの力を用いて、問題解決のための具体的なアクションプランを作成すること、またなにが人生の中で、最良であるかを具体的に見つけ出すことが、絵地図分析の最大の目的です。世界で初めての絵地図分析です。 PMA研究所ーiclc@iclc2001.org India NGO Workshop 2007 South India Tamil Nadu 2007 South India, Paper Making Workshop 2008 Afghanistan, Burma,Cambodia,Laos Workshop 2007 South Asia Workshop 2007 Workshop Alipur in Pakistan 2000 (PMA in the village) Picture Map Analysis 2000, Pakistan Korea Workshop 2007 (At Women's University) Child and parents Worshop on PMA, Korea   Korean Telcommunication Company Workshop on PMA, 2007  Souel, Women's University 2007 …

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絵地図分析とヒューマン・リテラシーのワークショップの開催-2008年2月

ヒューマン・リテラシーと絵地図分析のワークショップの開催 1.期日  :   2008年2月中旬(夕方6時30分ー9時30分) 2.場所  :   中目黒GTプラザ 3.参加者 :   先着20名 4.内容   :   ヒューマンリテラシーの新しいコンセプトについて話し合うと同時に、具体的に絵地図分析のワークショップを開催して、参加者各自の絵地図を作成します。 ヒューマン・リテラシーとは? 「識字は哲学や方向性を持たなければならない。識字とはただ単に読み書き計算ができるかどうかの技術能力の問題ではなく、豊かな人間性を有し、普遍的な目的や内容をめざすものでなくてはならない。人を不幸にし、人を殺す識字がこれまでの歴史でどれだけ推進されてきたことか、そして現在もまたそれは続いている。文字によって表現される知識や技術は、人間のありかた全体に真摯なる責任をもたなければならない。識字とは人を生かし、争いをなくし、人間同士が信頼できる世界をつくるためにこそ存在する。」 そう考えて、ひるがえって日本の現実を考えるとき、今の日本の文字や知識、情報や技術は人々が果たして幸せになるように使われているであろうかとも思えた。そのためヒューマン・リテラシーインデックス(HDI)という新しい概念を創り始めた。」 絵地図分析とは? 人は今、どこにいるか、なにをしようとしているか、問題や煩悶はどうやったら解決できるか? そのためにはどのようなアクションが必要かを、参加者自身が…

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これからの時代をたくましく創る「開発教育」とは?

開発教育の特色を最大限に生かすには、自分自身の住んでいる地域の特性やニーズを最大限に学んで、それを徹底的に活かすということです。開発教育の課題は、かなたにあるのではないのです。自分たちの住む地域での問題点を深く掘り下げていくと、それらの根はどんなことでもすべて「地球に生きる人々の生活」と共通につながっていることを発見するからです。 つまり、開発教育とは、自分の住む地域の特色や環境を学びながら、世界に住むさまざまな人間の生き方を実践的に体験を通して知ることですね。そのためには、地球上のさまざまな人間の生きている環境や喜怒哀楽など深刻な実態や課題を知ること。もちろん自分自身の生き方や生態を赤裸々に知ることも含めてね。 自然環境でも、社会環境でも、文化環境でもなんでもそう、日本は極東に属する島国だが、北から南まで自然環境にも恵まれ、しかも古来大陸などからさまざまな文化を輸入しており実に多種多様な文化環境や社会環境が存在している。そのためどの地域でもよく探求すると必ず特色あるユニークな文化環境や自然環境を見つけられる。 それを教材化して国際的に共通な関心とつなげること。例えば近くに砂丘があれば、その砂丘の現象を利用して子どもたちの間題意識から地球環境の問題点を通じて意識を育てることができるし、それは現在の地球の砂漠化現象、温暖化現象、森林破壊の課題にも実感をもってつなげ、そこに生きる人々の意識や行動と連帯することが可能だ。 そして砂漠化が広がっているアフリカの国々や、中国などの…

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自己発見ー自分自身の生き方の哲学をもつということ

  人生を豊かに生きるためには、自分の感情や自分の生きる環境を、言葉や表現力により明確に把握し、そこから自己を創造して行く術を実践しながら身につけていかなければなりません。ところが、こうした人が生きてゆく上での最も重要な人生のスキルは、誰も教えてはくれないのです。しかしこれが、これからの子どもたちには、最も重要な教育になってくると思うのです。 我知らずいつの間にか絶壁に追い込まれている子どもや大人たちを対象に、言葉と絵の力を用いて、問題解決のための具体的なアクションプランを自ら作成する力をつけること、またどのように彼らを励ますのが、最良であるかを具体的に見つけることが、絵地図分析の最大の目的です。問題の在りかを隠さずに、誤魔化さずに、明確に把握することが、解決への糸口です。 絵地図分析の原型は、1970年代に田島伸二によって考案され、1980年代にアジア・太平洋地域のユネスコによる多数のワークショップの中で、参加分析法(New Partcipatory Method) としてアジアでは広く普及し、その後数々の改良が加えられ、日本では2001年から本格的に絵地図分析として、東京にある絵地図分析研究所により実践されるようになりました。 そして東京大学教育学部や全国の教員の養成あるいは国内の女子大学、韓国など海外の大学などでも効果的に使われました。東京都内の公立小学校などの協力も得て、絵地図分析による授業も数回行われました。学級崩壊の状態にあった6年生のクラスでは、絵地図分析の作業を…

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学校教育における言語力と表現力の育成とは?

自分が今どこにいるのか、なにを知りたいのか 問いかけを行っている日本の子どもや大人たち 現在、学校教育で学ぶ知識や情報は、人生においてなんの役にも立たないー人間の生きる力とはとてもいえない。これは受験競争において、いかにして人を振り落とすかという勉強だからである。そのため多くの子どもた教師たちも人生の問題に遭遇するとき、混乱と混迷の局に達する。 人はどこからきて、なにをして、どこへいくのか?世界中でもっともよく使われている言葉は は「わたし」という“ことば”。 だれだってこの世のなかで「私」や「自分」に限りない興味や関心をもっているからね。 つまりこの世のことはすべてあなたから始まるからだ。つまりあなた自身が生活や人生で満足しないと、世界がどんなに満足してもよく生きていることとは関係ないからだ。生まれてきたのはあなた・・・・生きていくのもあなた・・・そして死んでいくのもあなた・・・そのあなたが人生の中で危機に瀕しているとき・・・あなたはどうやってそれを救うのか? 絵地図分析による「自分の人生を見つめ、自分の可能性を無限に広げるワークショップ のおもしろさ: まだ食べたことのない人に果物の王様であるドリアンなどの味を言葉で表現して伝えようとしたら・・・あるいは美しいアフリカの音楽を言葉で表現して伝えようとしたら・・・・それは不可能。言葉には大きな限界があり、言葉を超えた感覚世界は言葉ではとても表現できないからだ。しかし文字や絵は使い方によっては人間の心やありさまを実に見事に正…

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