絵地図分析とヒューマン・リテラシーのワークショップの開催-2008年2月

ヒューマン・リテラシーと絵地図分析のワークショップの開催 1.期日  :   2008年2月中旬(夕方6時30分ー9時30分) 2.場所  :   中目黒GTプラザ 3.参加者 :   先着20名 4.内容   :   ヒューマンリテラシーの新しいコンセプトについて話し合うと同時に、具体的に絵地図分析のワークショップを開催して、参加者各自の絵地図を作成します。 ヒューマン・リテラシーとは? 「識字は哲学や方向性を持たなければならない。識字とはただ単に読み書き計算ができるかどうかの技術能力の問題ではなく、豊かな人間性を有し、普遍的な目的や内容をめざすものでなくてはならない。人を不幸にし、人を殺す識字がこれまでの歴史でどれだけ推進されてきたことか、そして現在もまたそれは続いている。文字によって表現される知識や技術は、人間のありかた全体に真摯なる責任をもたなければならない。識字とは人を生かし、争いをなくし、人間同士が信頼できる世界をつくるためにこそ存在する。」 そう考えて、ひるがえって日本の現実を考えるとき、今の日本の文字や知識、情報や技術は人々が果たして幸せになるように使われているであろうかとも思えた。そのためヒューマン・リテラシーインデックス(HDI)という新しい概念を創り始めた。」 絵地図分析とは? 人は今、どこにいるか、なにをしようとしているか、問題や煩悶はどうやったら解決できるか? そのためにはどのようなアクションが必要かを、参加者自身が…

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国際識字文化センター(ICLC)について

国際識字文化センター(ICLC)http://www.iclc2001.org/とは、21世紀の教育や文化の領域をより広く、深く、人間的な空間としてとらえながら、グローバルな実践を通じて世界の問題にかかわっていくことを目的として、1997年5月、5カ国(日本、インド、韓国、中国、米国)の有志によって国際NGOとして東京に設立されたものです。 ICLCを担っているのは、主にアジア・太平洋地域のユネスコ・ユニセフ・人権・環境・教育・文化などの分野で、国境を越えて幅広い実践を行ってきた専門家集団です。21世紀文明が内外から崩壊の危機に瀕している現在、ICLCでは、「人間性の尊厳を確立するヒューマン・リテラシー」を確立しようと、教育・文化・コミュニケーションを通じてさまざまな活動が行われています。行動やネットワークは、アジア地域をはじめ全世界に広がっていますが、むしろ事業の拡大よりも豊かな「ひと」の生き方や「心の眼」を創り出していくことを重要な目的としています。 1998年5月、パキスタンの農村地域でノンフォーマル学校を二百校設立する式典に出席した時、私は、教育大臣の口から次のような祝辞を聞きました。「今日、我が国には10数人のカディール・カーン博士のような科学者が存在している。識字教育は核開発など科学技術の発展に大きく貢献するものである。学校が増え識字率が向上することによって、我が国の核開発がますます進展していくことを希望する。云々」私はこれを聞いて怒りが込み上げてきました。 カーン氏とは…

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ミャンマー軍事政府の発表する数字の虚偽とヒューマン・リテラシー

9月28日のミャンマーの国営テレビによると「ヤンゴン市内で抗議活動のデモが行われたのは、わずか4ヶ所で、参加者はそれぞれ30名、総勢で120名」と報道した。 しかし実態は、ヤンゴンのスーレー・パゴダ付近だけでも、数千人規模の反政府デモが行われ、外国のメディアは1万人規模の反政府デモと報道している。この開きが、真実の開きである。 政府発表とは、反政府運動の人数を出来るだけ低く抑えるのが常套手段だとしても、参加者数千名を、わずか30名だと報道する数字上の大きな虚偽を、ミャンマー軍事政府はたえず行ってきている。もちろんこれは数字だけではないが、数字という事実は絶対に知らせない。これが彼らの鉄則なのだ。つまり万事がそうであるが、地方にいたなら、こうした報道の中から真実をつかみだすことは実に困難である。一切の事実や真実を伝えないのが、軍政府であるからである。なかでも国民の生活に関する数字の虚偽などは、はなはだしい。これは戦争中の日本軍も全く同じで大本営の報道の虚偽である。 政府の局長(Director-General)クラスは、すべて軍人によって占められているし、次長も今は、軍人が独占するようになってきた。 「民には知らせない。民には教えない。民には学ばせない。」・・・・・これは中国でも同じような傾向がある。中国の地方で、深刻な環境問題が発生したり、土地にからんだ農民運動などが起きたとしても、絶対に事実は公表しない。こうした中から、政権の腐敗的な構造や独裁政権が生じてくるのだ。 …

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9月8日の「国際識字の日」にNHK国際放送で話したこと

これは9月8日にNHKラジオ国際放送で20カ国に放送されました。 1:識字に関して、これまでどういう取り組みがなされ、世界的には現在どういう状況にありますか? In 1990, delegates from 155 countries, as well as representatives from 150 organizations has been attending at the World Conference on Education for All in Jomtien, Thailand (5-9 March 1990) to universalize primary education and massively reduce illiteracy by the year 2000, with sufficient emphasis on female literacy to significantly reduce the current disparity between male and female illiteracy rates for the actions and there was big result of these ten years. However, there is still an adult of about 800 million illiterate and about 100 million children out of the…

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識字シリーズNO.8 カルチュラル・リテラシーと日中韓歴史関係

カルチュラル・リテラシーという言葉を知っていますか?。この意味は、多様な価値観などを理解しようと努め、異文化に対しても偏見を持たずにコミュニケーションできる能力のことを言いますが、自らの文化や価値観を一方的に押し付ける重大な過ちの深刻さの意味を世界はよく理解していないように思えます。国家の関係でも人間関係でも壊れそうなほど脆い世界が、これで終わることもあるのです。ある人にとっては馬鹿笑いになっても、ほかの人にとっては深い悲しみになったり、そして限りない憎しみに発展することもあるのです。  ネットの世界では今や様々の意味や体験の異なる言葉が激しく行き交っており、ちょっとした言葉でも使い方が異なると大きな誤解が発生したり、非常に深刻な問題になることがあります。そしてカルチュラル・リテラシーとは、国や異なった文化圏・宗教圏など対岸の世界にあるのではなく、実は自分たちの住む家族のなかや身近かな友人の世界にも存在しているのです。関係が近ければ近いほど、歴史関係が複雑であればるほど細心の注意が必要ですが、最近の日本の状況は最悪で、関係の深かった韓国や中国との間には深い憎悪の谷間が生まれてしまっています。日本の首相の認識している靖国参拝や戦争体験の感覚が、今や最悪のカルチュラル・リテラシになっているのではないかと思います。考えてみてください。現在、これらの国々の首脳とは全くコミュ二ニケーションがとれなくなっていますし、しかもこれらの国々の無数の若者たちは、日本に対していいようのない怒りや憎しみを抱き始めて…

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生きる思想!アジアウエーブの記事から

21世紀の人間社会の深刻な課題に挑戦するには?次のサイトは参考になるかもしれません。アジア地域での長年の識字教育の実践からヒューマン・リテラシーの考え方が生まれました! http://www.iclc2001.org/pdf/asiawave2006_05.pdf 生きる思想を作るのは、本の中や寄せ集めの文章の中から作るものではありません。自分の足で歩き足を傷だらけにしながら、踏み分け道の中で作るものです。高速道路のように出来上がった道路を走って、それが快適だという方にはこのサイトの中の意味はわかりませんね!そしてそのような方には、空を浮かんで流れる雲の気持ちもわかりませんね。

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