汚染水タンク680基のトリチウム汚染水を海へ流す福島原発

福島第一原発の溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しの作業スペースなどを確保する必要があるとして、7月13日、政府の小委員会は汚染水タンク680基を将来撤去する方向の案を了承した。現時点だと効率的に大量のトリチウムを除去する技術は無い。そのため汚染水タンクの中身は大半が放射性物質トリチウムを含んだ水でを海へ流してしまうと言う。 海洋放出する原発放射能汚染水タンクの総数は約680基、汚染水の貯蔵量は約89万5千トン。東電が、これらタンクの放射能汚染水を本格的に海洋に捨て始めると、いくら広いと言っても太平洋は間違いなく死んでいきますね。絶対に反対です。太平洋諸国を初め、全世界へ訴えましょう! いいですか、捨てられた汚染水は、たくさんの魚を介してあなたの子孫たちがみんな食べるんですよ。東電も安倍政権も徹底して、日本の子どもや生き物を原発放射能汚染にする気ですか? 信じられない!!だいたい政府が主催する公聴会がきちんと機能したことがあるのか? 見せかけばかりの公聴会ー真っ赤な虚偽!!8月30日から始まる富岡、郡山、東京などで開く公聴会! 結果的にトリチウム汚染水をすべて海洋放出する形になると予想され、政府や東電は8月に開く公聴会で住民側に理解を求めるとしている。しかし冗談ではない。絶対に許さない!!

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現実の悪夢が想起されて、今までに味わったことのない物語ー大亀ガウディの海

大亀ガウディの海        ジャー・ヒロ この小説には不思議な存在感がある。亀が語り、魚たちがしゃべり、そして登場する海の、空の生き物たちが言葉を発する、現実ではありえない物語なのだが、やはり心にずしんとのしかかる重力を感じてしまう。それはやはり著者、田島伸二のビキニ環礁に代表される無謀な原爆実験、水爆実験に対する恐怖、憤怒、そして生きとし生けるものたちへの深い愛情が生み出した物語だからこそ、存在感があり、重力を感じるのだろう。  読み始めた頃には、僕にとって、あまりに突飛なこの物語についていけず、少々当惑しながら読んでいたのだが、少しずつ、どう言っていいのか、著者の怨霊にでもトリツカレタとでも言うのか、ずっぽりと物語世界に没入していった自分に、大げさに言えば、恐怖した。「青い珊瑚礁」という言葉に象徴される夢のように美しく、ありとあらゆる海の生き物たちが生を享受している大自然の清らかな海を恋し焦がれる大亀ガウディが水族館から、知恵と策略によって海に脱出してからのさまざまな出来事、エピソードは、現在深刻化を増している福島原発事故の悪夢を思い起こすものであり、どうしてもすらすらと読むことが出来ず、少し読んでは、現実の悪夢に思いを馳せ、また読み進んでは、哀れな福島の住民たちの運命に涙するという、今まで味わったことのない読書での葛藤に戸惑ったのだった。  物語の内容に関しては詳しく語ることを避けるが、終盤の大亀ガウディの英雄的行為はいつまでも余韻となって、僕の心のなかから消えることは…

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被災地で考えることーこれからの原発の未来

国際識字文化センター(ICLC)は、3.11以降は、現在、福島、宮城、岩手などの津波と原発の被災地にて、子どもや大人を対象とした紙芝居、語り、心のケアのための絵地図ワークショップなどを行っています。 私は、福島、宮城、岩手の被災地で、自動車ではなく、自らの足でひたすらに歩いた。これが良かった!車の窓から見える風景では本当のものはつかめない。ひたすらに歩くことだ。感じることだ。津波が襲ってくることを考えながら、ゆっくりとした時間帯で、人々の嘆きと涙の瓦礫の中を歩くことだ。悪臭の中ではあるが・・・ 仙台の市役所前から一本松までバスで行って、そこから海岸まで歩いた。約4キロの道のり。家は倒壊し、海岸あたりの松の木による防砂林は、津波でなぎ倒されていた。だれもいなかった。こうした風景を子どもたちに見せたいと思った。これこそ現在では最高の教育だ。思考力とは現場で鍛えられるもの。 21世紀における人間の普遍的な生き方を求めて「ヒューマン・リテラシー」を確立しようと、新しい時代におけるリテラシー活動を行っていますが、これらの活動は、これまでのアジア・太平洋地域でのユネスコ活動やJICA、NGOでの広範な体験を基に行われています。アジア・太平洋地域の識字教育を推進するため、新しい識字教育を推し進めながら、子どもや大人のための創作活動を続けています。 原発は、世界中で廃止の方向へ動いている。フランスでも78%の人々が反対を表明している。ドイツは福島の事故が決定打となって全廃を決定した…

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死に至る病とは、人間の作りだした原発文明ー日韓の首相がなぜ電力会社に直接乗り込むのか?

電力会社は、人間の生活に必要なエネルギーをすべて作り出しているという過剰な自信をもって膨大な利益を生み出しては、ぬくぬくと暮らしてきた。特に原発の現場は、被ばくしながら作業する無数の労働者たちの存在によって支えられている。特に原発の現場では、とうてい想像できないような事故が起きていても、電力会社は意にも介さず、どこの国でもやっているように地方公共団体に賄賂を繰り返しては、好き放題にやりたいことををやってきた。国も国民も見て見ぬふりをしていながら。その結果が今、東北に押し寄せている。これは始りに過ぎない。 まだ中国やインドの原発の状況を知らないのだ。福島原発は日本を崩壊させる事故を招来させたが、インドや中国の原発は、地球自身の崩壊を招くものになるだろう!50年後ではあるが・・・要は非常に深刻なのだが、目隠しをされて人間は絶壁を歩かされている。 電力会社の横暴さを一番よく知っているのは、それぞれの国の最高権力者の首相の存在だが、その首相が電力会社にでかけて怒りを表明した。日本でも韓国でも・・・・首相たちは電力会社に直接乗り込んで自ら叱責し罵倒した。なぜか? 他に効果的な方法を思いつかなかったからである。 3月15日は、日本の管首相が東京の東京電力本社に乗り込み、9月16日には韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が、ソウルにある韓国電力本社へ乗り込んで幹部を激しく叱責している。異常な事態が進行しているんだ。 ここに共通してみられる政治家の風景は、余りにも滑稽だが、…

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核文明におけるヒューマン・リテラシーとはなにか?

その昔、私は「びっくり星の伝説」(The Legend of Planet Surprise) という物語を書いたことがある。物語の中で人間という存在は「言葉と手」をもっているために他の生物とは異なって、非常にユニークな文明を築くことが可能となり、とくに「言葉」は目に見えない世界や事物を容易に描写し想像させることができたが、人間の「手」はそれを実際に目に見える世界に具体化させることができ、この両者の協力によって人間は文明を発達させたが、その使い方を誤ったために人間の文明が消滅したという物語である。アジアの28言語で翻訳された。 人間の言葉と手が作りだした端的な例とは、核文明である。原爆と原発ーこの両方が人間の存在を象徴しており、現代文明を危機に陥れている。 1998年5月、私はパキスタンのパンジャブ州の農村地域で寺子屋学校を二百校設立する式典に出席した時、教育大臣の口から次のような祝辞を聞いた。 「今日、我が国には10数人のカディール・ハーン博士のような科学者が存在している。彼らの努力によって今日、我々は素晴らしい科学技術を達成することができたが、識字教育とはこのような科学技術の発展に大きく貢献するものである。学校がますます増えることによって、我が国の核開発がますます進展していくことを希望する。云々」私はこれを聞き怒りが込み上げてきた。 カディール・ハーン氏とはパキスタンの原爆開発の父とも言われる有名な科学者である。もし識字が核開発のような目的のために使われるものな…

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厚生省やNGOは、原発のある全国各地で国民の健康調査を大至急行え!

今回の、福島原発の事故によって、これからたくさんの子どもや妊婦たちが多大な影響をうけるであろうが、御用学者や評論家マスコミは、無責任に「健康には直ちに影響はありません」を繰り返すばかりだ。そして大病院の教授たちも、「ガン患者の増加は、現代病の一種であり、食生活や生活習慣の変化から生じている」と繰り返すばかりが、果たしてそうか?確かに影響は、すぐに出ないが、5年後、10年後、20年後に確実に表面化してくる。 日本人の死因のトップは、ガンであるといわれているが、近年その患者数はうなぎ上りに増えている。私は、廃棄される放射能廃棄物と人々の健康が広範囲で詳細な研究調査が早急に臨まれる。こうしたことは風評というべきではない。生きるための闘いなのだから。私の友人の多くはほとんどガンに犯されている。なぜだ! 私は、魚介類を好んでたべる人々の健康調査を中心に行うべきだと思う。とくに原発のある周辺では、民間やNGOなどの専門機関が独立して、調査や対策を練っていく必要があると思う。公的機関の発表は信じられないところがあるからだ。 http://www.google.ru/imgres?imgurl=http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/Cher4-bwM.jpg&imgrefurl=http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/Henc.html&usg=__9fADzozia2RW8WPC1oQOfP…

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破局的な原発事故と中国/インドの新しい原発建設の課題

現在、福島原発が想像をはるかに超えて、破局的な局面に進んでいる。今回の未曾有に事故は、決して地震や津波によってのみ起きたものではなくて、人間のおごり高ぶった科学文明や目先の見えない経済活動によって、引き起こされたものだが、これはまだ地球の人間にとってはごく始まりなのである。 日本が広島の原爆によって戦争核を悲惨な状況で体験したと同じく、原発というエネルギー核によって、その恐怖を世界に知らしめる先鞭をつけたにすぎない。人間は、自然界からさまざまなものを取り出したが、決して開いてはならない「パンドラの箱」に手をつけたのが核技術であった。しかし核以外にも、染色体の移し変えや目に見えない科学技術の分野で、さまざまな実験が行われている。それは市場経済という名目で。 これらの結果は時がたてばたつほどに大きく悲惨な結果として表れてくる。あるものは目に見え、あるものは目に見えずに突然、あるいはゆるやかにその姿を現してくる。20世紀型の人間たちは、無限の開発を行いながら経済成長を最大の目標として市場経済を推し進めてきた。中国やインドにおいても、貧富の差や環境破壊、そうしたその矛盾がいたるところに噴出しているが、経済成長に目がくらんだ世界の経済界は、現在、中国やインドでは、それぞれ100基もの原発を建設しようと躍起になっている。特に中国国内では、現在、建設中・計画中の原子力発電所は、159基・1億6454万キロワットもある。 今回の福島原発の結果を受けて、原発建設の動きは、世界的にかなりの…

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原発壊滅とそれを推進してきた学者や専門家たちの責任

今回の巨大地震は、マグニチュード9.0と記録されましたが、2004年のスマトラ島沖地震は、マグ二チュード9.3でした。そして地震によって襲来した津波は、スマトラ地域では最大43メートルに対して、東北地方では推定15メートルと言われています。しかし過去の事例からみると、明治時代には、三陸沖地震でも、38メートルもの津波が襲っているのです。この地域を旅すると、よくわかりますが、津波で亡くなった人々の碑があちらこちらに建っているのです。 つまり福島原発が5メートルの防潮堤を築いていたというのは、余りにも歴史や体験を無視したもので、決して想定外というような言葉で逃れることはできないということです。原発という最も恐ろしい科学技術を使っていながら、想定外ということで責任逃れをしようとするのは許せません。そしてこれらを推進してきたのは、現在テレビで電力会社から雇われて、厚顔で発言している原発の大学教授たちや専門家たち。彼らが常に被爆について数量や単位についても誤魔化しながらテレビで報告しているのです。そして常に「直ちに影響があるとはいえません」というのです。 確かに直ちに影響がないかもしれません。しかし、5年後10年後にはチェルノブイリ原発の例のように確実にガンが多発しているのです。こうした悲壮な結果に対して、将来どのように彼らは責任をとるのでしょうか?いいえ、大学教授や評論家など彼らは責任など絶対にとりはしません。なぜなら「直ちに影響があると言ったわけではない」といい直るからです。こうした学者…

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地震・津波・原発事故と私たちのこれからの生き方

地震や津波の被災地では、多くの人々が情報も物資もなく、極限の中で暮らしています。こうした状況をどのように乗り切っていくか。日本は、今すべての力を出し切って、被災した人々の支援活動を強化することが迅速に求められています。「水を、食料を、燃料を、ストーブを、薬品を、おむつを!!!」 迅速な処置が望まれます。 政府は、自衛隊員を、さらに5万人増加して、10万人体制で、小さな村々や老人や子供たちなど支援体制を強化して下さい。 また、ご存知のように、今日本は原発によって大変な事態に直面しています。破局ともいうべきものが、原発事故ではたらされています。3月19日、第1回絵地図分析ワークショップを東京で開催したいと思っていましたが、電力事情や交通機関の状況により、延期させていただくことになりました。このたびのワークショップには、全国の多くの方々から参加連絡をいただいていましたので、誠に残念に思っています。 しかし現実には、原発の現場では極限の状況となっています。あらゆる手立てをもって、収束できることを祈っています。私はこれまで原発についてもずっと書いてきたのですが、手遅れでした。現場で被爆を覚悟で作業されている方々や自衛隊員は死を賭して働かれています。ありがとうございます。しかし東京電力を始め、原発を誘致した時の政府・経済界などの諸政策に心からの憤りがこみあげてきます。 今、テレビで福島原発辺りの風の向きについて、報道がなされていますが、悲しいです。結局、高放射能を含んだ大気や雨…

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雨が降らない前に、飲料水を確保することの大切さー原発被爆から逃れる

今晩から雨が降り始めるそうです。 現在、福島原発では、歴史上かってなかったような大惨事が進行しています。 福島原発の放射能で汚染された大気が雨に溶けて、東北から関東の川へ流れ込みますが、それを、私たちは水道水として飲みますから水道水は飲料水としては非常に危険になってくると思います。 広島の原爆投下のあと、放射能をいっぱい含んだ黒い雨が降ってくるようなものだと思います。 そのためまだ雨が降っていない今、大量の水道水を飲料水として確保しておいた方がいいと思います。 そのためには、これはアイデアですが、大きく新しいポリ袋に、今のうちに水道水をいくつも蓄えた方がいいと思います。そうならなかったとしても、これは使えますからね。またポリ袋にはいっぱいいっぱい水を入れないで半分ぐらいで口をしばったらいいと思います。飲料水としてはペットボトルぐらいでは足りません。そして浴槽にも水道水を蓄えて飲料水としたらいいと思います。直接、水道水を飲料するのはやめて、もろもろの放射能からあなた自身を守ってください。 水は生命ですから。 特に妊婦と子どもたちへ!! *これはあとから貼り付けたものです。 降下セシウムは核実験時代の3倍  「早く沈静化を」と専門家 2011年3月25日 18時11分 (東京新聞)  福島第1原発事故で東京に降り注いだ放射性物質のセシウム137は、最大となった降雨の21~22日に、1960年代前半まで行われた…

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