アメリカの最高の科学者が原発のすべてについて語るー癌がなぜ世界中で増加しているのか? 

アメリカの最高の科学者が原発のすべてについて語るー癌がなぜ世界中で増加しているのか?  2006年 「僕と核」 http://www.e22.com/atom/page08.htm S博士「繰り返すが、日本の八割はアメリカ製の原子力発電所であるからして、まず間違いないだろう。原子力発電所の放射性ガスや放射性物質の粒子は、日本の美しい山脈に降り注ぎ、それがきれいな湧き水に混入して、田んぼや畑、飲み水に入って行ってしまうのだよ。風がどっちに吹いていようが関係なく、これがいちばん起こりうる被ばくの方法で、私はこれが日本でがんが急増している要因のひとつだと考えている。ちなみに、ロレン・モレーが日本で集めた乳歯のサンプルからもストロンチウム90が充分なレベル検出されている。これはどこで産まれたか、どこで育ったかによって大きく異なるし、もっと大規模な研究が必要だが、アメリカと同じような状況であると予想される。小児がんを主に、健康な発育が妨げられる確率が数割は高くなるということだ。もちろん、放射性物質による害は成人にもあてはまることだ。」 福島県飯館村へ行くときに山道で見た放射性廃棄物の処理が行われていた風景 2014年4月19日

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「福島を忘れる日本人」ーフランスの日刊ル・モンド紙

12月20日の朝日テレビで京大原子炉の小出さんが、今回の選挙結果を聞かれて「わたしはこのような結果になるのではないかと思っていた」と答えた。「つまり人は、目前の生活の利害はよく理解するが、原発のように将来に起きる危険さをよくイメージできない存在だ」と日本人の脱原発観についてについて、かなり悲観的な見方を展開した。 そこでインタビュアーが、「日本人とはどのような存在と思いますか」と尋ねると、小出さんは、それは「戦争に対する姿勢と同じだと思います」と答えた。原発と戦争に対する日本人の姿勢が同じというのは、「どんなに悲惨なことを過去に体験しても忘れる民族」だというのである。 フランスの日刊紙のル・モンド紙も、「福島を忘れる日本人」という記事を掲載している。その中で「日本国内で国際原子力機関(IAEA)による原発の安全強化に関する国際会議が開かれるさなか、日本人は原発の再稼働を強く推進する自由民主党を与党に選んだ。日本の豹変ぶりには目を見張るものがある。土曜日の晩まで原発からの脱却を準備していた日本は、日曜日に自民党政権が誕生して以来、停止中の48基の原発を再稼働する方向で動き始めている。この180度の方向転換は私たちを不安にさせる。」と書いている。 世の中には決して忘れてはいけないことがあるのに、あっという間に自民党時代に戻った。原発事故はもともと自民党の政策で生まれたものなのに、民主党は自民党時代の保安院や杜撰な原発の管理体制などその責任を問う事は全くしなかった。そのつけは「事故に対…

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文字の読み書き(識字)とヒューマン・リテラシー

文字というのは実に不思議なものです。文字を使うと、簡単に紙片に知識や情報を貯蔵できるのですから。例えばパピルスという植物で作った紙に記された古代エジプトの3千年前の出来事だって文字が読めれば簡単に理解できます。人間の社会は、緊密なコミュニケーションによって成り立っていますが、これは文字だけではありません。言葉や文字に加えて、記号、写真、絵図、動作、映像などたくさんの方法があります。 しかし文字が一番複雑で正確に表現したりすることができます。文字の発明は人間の発明の中でも最も素晴らしいものです。もし文字の発明がなかったら、人間の歴史は大きく異なっていたでしょう。文字があれば、何千年前に起きた出来事でも読み解くことができますし、時代を越えて伝えることも、国境を越えてどんな国々の人々にも伝えることができるのです。現代は、コンピューターで写真や映像などさらに印象を具体的に生き生きと瞬時に伝えることができますが、しかし表現の基礎にはすべて文字によるものです。文字は、詳しい事実の表現や複雑な科学知識などを正確に表現することができますが、万能ではありません。文字や言葉(言語)で表現できない世界があることから多様な視聴覚時代が始まっているともいえます。 文字が発明されていなかった時代や文字が使われていなかった時代、人間はすべての出来事を頭の中に記憶しているのでした。紙に記載して記録するということはなかったのです。ですからみんなの記憶力はとても良かったのです。日常のことや歴史の出来事はすべて口承…

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立ち往生するインドの原発の建設計画の今

議論を巻き起こすインドの原発推進 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110725002&expand#title Rebecca Byerly in New Delhi, India for National Geographic News July 25, 2011 インドでも「原子力は最も低コストでクリーンな電力供給手段だ」と、ジェイラム・ラメシュ前インド環境森林大臣が述べて人々の説得をはかっている。こうした真っ赤な虚偽が、日本だけでなく、全世界の原発推進を行っている為政者たちの言葉だ。原発のどこが最低のコストでクリーンであるのか?100万年も冷却しなければならない放射性廃棄物をかかえるだけで、低コストではありえないし、大気も地中も水も無限に汚染していく原発エネルギーを住民に説明できるものはいない。 インド西海岸の港町ジャイタプールで、世界最大規模となる原子力発電所の建設計画が進められている。この町は電力こそ不足しているが、魚介や果物の輸出で暮らし向きは良く、住民は生活の変化を望んでいない。3月の福島第一原発の事故後、エスカレートする抗議運動の中で「原発反対」を明確に表明した。  数年前、慢性的な電力不足を抱えるインドは技術的な孤立を解消するため原子力エネルギーの利用拡大を構想、ジャイタプールを重要拠点と位置付けた。当時のアメリカ、ブッシュ政権は…

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福島の子どもたちの 心からの叫びを聞いて下さい!! 

福島の子どもたちの叫びを聞いて下さい! ーお母さんがいつもお父さんとひそひそ話をしているのは大嫌いです。学校の先生がいつもひそひそ話をしているのは大嫌いです。 なにを話しているのですか?わたしたちは知ってるのです。 ー大人って平気でウソをつくんですね。健康なおとなになれるって、今は誰も信じていません!! ーお願いです。もう仮設住宅をてんてんとするのは嫌です。・・・・家族がばらばらにならないようにして下さい!! 誰に頼んだらいいですか? ーお父さんが被ばくしている。仕事は大切だけど、原発の放射能をたくさん浴びて病気になるのは絶対に嫌。 ーぼくほうしゃのうは大嫌いです。 ー政府の方々へーだれも放射能を浴びない仕事を作って下さい!!お願い! 寓話集 『沈黙の珊瑚礁』(1996年,蝸牛社刊)より第一話「海底コンクリートのつぶやきが、クリエーターによって動画にされました。 http://www.youtube.com/watch?v=Esf9SeIaGUM&feature=player_embedded 原発収束作業の現場からある運動家の報告  http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-54.html 福島原発労働者の実態(ドイツテレビ・翻訳付き) http://www.youtube.com/watch?v=aAE-QBmC1VA&feature=g-vrec&context=G25…

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ほうしゃのうっていつなくなるの?   福島の子どもたちからの手紙    

福島の子どもたちからの手紙    ほうしゃのうっていつなくなるの? (朝日新聞出版) 「僕は大人になれますか」 「ほうしゃのうだいっきらーい」 「僕達はどうなりますか? いくつまで生きられますか?福島県に住めますか?」 「不安。悲しい。腹立たしい」 「みんなをたすけてあげたいです」 「はやくおそとでおはなつみしたいです」 避難した男の子が「クリスマスのプレゼントは何がいい?」と聞かれて「お父さんとおばあちゃん」と答えた。 福島に残った男の子が、原発事故をがんばって忘れようとしている。                             沈黙の珊瑚礁(ウノカマキリ)

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原発問題のすべての真実を知りたい! 小出裕章に聞く!

「原子力というのは願望に基づいて進められてきました。・・・・しかし願望では安全は守れません」ー小出裕章 小出裕章さんは、昨年3.11の深刻な原発事故の中から、原発の現状と未来を、最も果敢に真実に生きる学者として発言されています。 愛川欽也が、原発問題のすべてを小出裕章さんに聞く 1 http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=fg0MeuqOH4s&feature=endscreen 愛川欽也が、原発問題のすべてを小出裕章さんに聞く 2 http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=5IkSIA7-B2A&NR=1

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「原発がそんなに大変なものなら、なぜ最初に一生懸命反対してくれなかったのですか?」ー中学2年生の質問

平井憲夫さんの「原発と子どもについて」最後の叫び-1996年 http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html 1996年の北海道での平井さんの講演から    「・・・・・・・・・・・最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の講演をしていた時のお話をします。どこへ行っても、必ずこのお話はしています。あとの話は全部忘れてくださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えておいてください。 その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員が半々くらいで、およそ300人くらいの人が来ていました。その中には中学生や高校生もいました。原発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題だからと聞きに来ていたのです。話が一通り終わったので、私が質問はありませんかというと、中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて、こういうことを言いました。  「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、24時間被曝している。 原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。私も女の子です。…

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福島原発の民間事故調査委員会で報告されなかった最大の課題とは?

福島原発を調査していた民間事故調査委員会の報告が発表された。東電は聴取を拒否したという。これは東電に対する刑事責任の訴追を厳格に行わなければ真実の究明は不可能であることを意味している。この報告の中で指摘されている政府の対応には官邸や政府の対応を含めて深刻な問題があったのはむろんだが、3.11以降の政府対応について一切の議事録をとっていなかったということの責任を、事故調は早急に明らかにする必要がある。そして東電自身の3.11の原発事故における有責性のプロセスを明らかにすることも緊急な課題である。「いったいなにが起きていたのか。政府と東電の両者を厳しく検証しない限りさらに重要なことは不明」ということだ。 東電から聴取を拒否されたというが、事故調査委員会は、事故の主体者の聴取を行わずにどうやって事実や正確さを期すというのか? この報告書では、菅首相や政府の手による人災という形で片付けようとしているが、原子力政策にも厳しく触れていく必要があるのではないか。そうでないと、菅首相というキャラクターや力量のなさで、原発事故が広がったという結論を導きがちである。あるいは首相のリーダーシップが働き現場で叱責したから、さらなる大災害を防ぐことができたというように一転して賛美する危うさをもっている。つまり事故調は、「木を見て森を見ず」といった誰でも理解していた結論を導きかねない。今の政府を見ていると、非常事態にどのように動くかということは容易に誰でも判断できる。その背後では、原子力行政をになってきた原発官僚がいか…

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弦巻の高濃度の高線量は、ずさんな放射性物質の管理が原因

世田谷の弦巻で計測された高濃度の放射線量の正体は、結局、民家の床下に保存してあった放射性物質のいい加減な管理であったことが明らかになってきました。それにしても通行人に相当な被ばくをさせるだけの放射能物質が、全くずさんな取り扱いをされていたことに大きな驚きを感じます。 とにかく高濃度の放射線量が、福島原発から由来したものではなかったということが明らかになったことは、非常に嬉しいことですが、しかし手放しでは喜べません。横浜でのストロンチウムの計測なども始めとして高濃度の汚染は東日本全体を汚染しており、原発の放射能の影響がどれだけ飛び散っているのか、その正確な汚染状況を引き続いて調べる必要があるからです。 中央や上からの計測を当てにせずに、今後もどんどん個人や民間の力で計測を行っていきましょう。特に魚や野菜などの食べ物や水道水などをきちんと計測することは体内被曝を避ける最も重要な手段です。ベラルーシの20倍もの基準で日本人は、飲料水を摂取しているのですから・・・・・怖ろしい現実は続いているのです。 ベラルーシは、チェルノブイリ原発からの放射能によってロシア、ベラルーシ、ウクライナが、高濃度で汚染されましたが、最大量の50%以上は北半球全体に行きわたったのです。特に北はスカンジナビア、東はアジア圏へと広がって、チェルノブイリの事故による死者は近隣国だけでなく もっと広いエリアで見られたということです。 その死者数は、25年間で100万人と言われているのです。現在では健康と…

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大地震からの警告ー中国の四川大地震と東日本大震災から学ぶこと

これは2008年5月にブログに書いたミャンマーと中国の大震災の記事です。2011年3月、日本では東北での大地震により大津波が襲来して2万人以上の死傷者が出て、福島原発では、4基もの原子炉がメルトダウンするという歴史上の大惨事になりました。そして深刻な放射能汚染が今続いています。 この文章は2008年に書いたものですが、文中にあるように、いずれの国々も大災害に対処する方策は本格的に準備しておかねばなりません。災害は忘れたころ、油断している頃に確実にやってくるのです。この文章はわずか3年前に書いたものです。驚くべき予見性ですね。 特に中国では、建設途上の原発や旧式の原発などが国中に林立しています。もし中国で原発の大事故があると、その被害は、日本海を越えて、日本全国の土地や人々は、もはやどこにも住めないほど悲惨なものとなるでしょう。予感としてその日が確実に近づいているような気がしています。また日本では、東海や関東を初め、いつ巨大な大地震が再来するのか誰にもわからないのですから、原発の再稼働などはもってのほかです。自然はたえず警告しているのです。  2008年5月記す ミャンマーの大型サイクロンと中国四川省の大震災から、さまざまなことを学ぶ。 その第一は、震災に関しては、政治的な迅速な決定が、すべての生死を分けることだ。中でもミャンマーの軍政が とった決断(なにも行わない判断)は、世界史でも最悪のものであった。つまり”なにもしないこと、なにもさせないこと”であった。こう…

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原子力安全神話を作り出してきた学者とそうでない学者の発言

斑目春樹と小出裕章の二人の考えがYOUTUBEに掲載されている。斑目は、東大名誉教授で、現在、原子力安全委員会の委員長、日本の原子力の最も中心人物とも言える学者だが、問題発言が余りにも多かった。彼曰く。「最後の処分地の話というのは、結局のところーお金でしょ」 彼は、御用学者の典型であり、原発をすべて金の利権構造でとらえており、日本政府がこうした学者を原発推進の中心においていたのは最大の不幸であったが、東大には斑目のように国家権力に擦り寄りながら、世の中の弱い人間を食って生活しているデタラメな学者が余りにも多いのはなぜか。学問という存在が倫理観や人間性を失っている日本にはビジョンがなく八方塞がりの状況である。学者の使命とはいったいなにか? 一方、京都大学の小出裕章は、63歳の今も大学助教(助手)に据え置かれている。かって水俣病を追求した宇井純も、東大では長年助手であった。小出は、一貫して40年間、原子力の危険性に警鐘を鳴らす人生を送ってきた。彼が考える原子力とは、「自分だけが良くて、危険は人に押し付けるからというー原発は被ばくを前提として成り立つ悲惨な労働者を生みだすもので、こうした社会が「差別」を生みだしていると喝破する。原発は、無制限に被ばく者を生みだしているのだ。こうした姿勢の中から、原発の存在を考えることが、今日、学問の中で最も本質的な行為である。小出裕章が福島原発事故以降、最も頼りにされているのには、原発に関する中心思想が科学者としての発想からだけではなく、社会のありかたにおい…

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日本で最もよく原発を知っている平井さんの最後の叫び!  1996年

平井憲夫さんの原発と子どもについての最後の叫び-1996年 http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html 最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の講演をしていた時のお話をします。どこへ行っても、必ずこのお話はしています。あとの話は全部忘れてくださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えておいてください。 その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員が半々くらいで、およそ三百人くらいの人が来ていました。その中には中学生や高校生もいました。原発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題だからと聞きに来ていたのです。話が一通り終わったので、私が質問はありませんかというと、中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて、こういうことを言いました。   「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」と、泣きながら三百人の大人…

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高濃度に汚染された稲わらを牛に食べさせてきた責任は だれにあるのか?

3.11の原発事故以来、東電の悪質な隠蔽をもとに、炉心の溶融の事実をすべての国民に隠して、危険性を全く伝 えずにやってきた。その結果が今、次々と現われてきている。東電は、5月12日に隠しきれなくなって、「1号機の原子炉は冠水させて冷却するはずだったが、燃料棒の大半が溶融し、その高熱で圧力容器の底に穴が開いて水漏れが起きている」と発表した。もちろん東電は早い時期からこのことは知っていたが沈黙していた。 放射線リスク欧州委員会(ECRR)のバズビー教授は、3月24日のインタビューで、福島原発では炉心熔融がおきていることを明快に述べている。 今もなお、農林省、厚生 省、文科省などは厳格な放射能セシウムの管理や調査を行っておらず、現在は被曝の動植物だけでなく子どもや大人に体内被曝という大きな被害が広がっている。三陸沖の魚介類の被曝の管理が行われているとは誰も考えてはいない。次々とカツオの水揚げが続いているが、調査は調査で厳格に行っておかないと、必ず結果が追ってくる。要するにほったらかしの放射能国家には、そのつけが回されるのである。 汚染された牛や豚の肉を食べれば、それは体内被曝となるがそうしたこともすべてを知っていて、7月18日現在で、578頭もの牛を出荷させている関係者に対して、農林省も厚生省もなにを指示しているのか?日本が最大の危機にあるとき、農林省とか厚生省の意味と役割とはなにか?管首相も、なんの具体的な見取り図も示さず、自然エネルギー社会の創出だけを唱えるだけでなく、放射能…

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原発の運命を握っているのは配管であるー電源喪失によって冷却が停止したのではない。

IAEAに報告した福島原発の炉心溶融の原因は、津波によって電源を喪失し冷却機能ができなくなったと、東電は主張して、原子力安全委員会もそれを追認してたが、それは事実であったのだろうか? 否、事実ではない。津波だと原因を主張することによって、世界中に未曽有の事故だと納得させようとしたのだ。そうでもしないと全国にある原発の安全がはかれないからだ。 しかし3月11日、大地震がきたとき、たくさんの配管のつなぎ目が大きな音をたてて壊れたのは事実。それは津波でによるものではない。地震によるものだ。12000本もある配管のつなぎ目などは、余りにも脆く、大地震にはとても太刀打ちできない。それは全国の原発でも地震の際に頻繁に起きていることだ。それを隠ぺいしている。最大の虚偽だ。 今回も、「原子炉から漏れ出した高濃度汚染水を浄化処理して原子炉に戻し、冷却水として再利用する装置で、27日午後4時20分に運転を開始した。しかし、浄化後の水を原子炉に戻す配管から水漏れが見つかった」ということで、循環注水冷却はまたしても中止された。すべて配管なのである。こうした注意をきちんと理解しておかない以上、配管による重大事故が無限に続く。毎日、冷却が中断するのはなぜだ? それはすべて配管から起きている。そして特に弱いのが配管の接続部。原発はこれを克服しない以上は、汚染水をまき散らすことになる。                              破断したパイプ(美浜原発) 汚染…

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原発の全面的な廃炉を要求するー広島の被団協などが方針を転換

これは画期的な方針転換だ。広島長崎の原爆の被災者と福島の原発被災者が、結びつく歴史的な方針転換である。これからこうしたメッセージが、日本から全世界へ向けて発信されていくことこそ、これからの平和運動と環境運動の原点に立つものであろう。 今までこうした結びつきが全くなかったことが、世界中での原発の全盛期を作りだすのに加担していたのであり、福島原発事故の基礎を作り出していたものである。広島は反核という掛け声だけで、人間の生活を無視してきたのである、アメリカという存在が、20世紀文明の頂点として、最も愚かしい核を開発してから、それは戦争に利用され、科学技術に転用され、無数の被爆者を世界中に創りだしてきた。 その脅威はまだ全く無くなってはいない。こうした重要な時期に、2011年被団協が方針を大きく転換したことは、高く評価するものである。原発の稼働においては、民主主義も平和利用というのもありえない。無数の被爆者を作り出すのである。 全原発の停止・廃炉を要求へ 日本被団協が方針転換 広島、長崎の被爆者でつくる日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は13日、すべての原発の操業を順次停止し、廃炉にするよう国に求める今年度の運動方針を正式決定した。日本被団協は1956年の結成以来、原子力の平和利用を否定しない方針をとっており、大幅な転換になる。 記者会見した田中熙巳(てるみ)事務局長らによると、運動方針では「福島原発事故は原子力発電に依存するエネルギー政策の破綻(は…

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3.11の重大な原発事故で、東電や政府が重大なデータを隠蔽してきた責任を徹底追求せよ!!

本日の新聞やテレビは、一斉に福島原発の1号機、2号機、3号機でも炉心溶融(メルトダウン)が、地震発生後に始まっていたことを報道した!!これはこれまでにも、度々書いてきたことだが、東電は、すべての原因を津波による電源喪失によってすべての冷却機能を失ったことを明言していたが、データーが示したものは、実は津波以前、地震によって、すでに原子炉や配管に重大な損傷が起きていたということだ。炉心溶融は、早くから専門家たちは鋭く指摘していた。しかし東電は、データーの公表だけでなく一切を認めなかった。 今回の地震では、3メートルも4メートルも地層が大きくずれた中で、原発の複雑極まりないしかも欠陥のある配管のつなぎ目は大きな音をたてて壊れていったのは、容易に想像できるし、それは作業員の証言でもある。つまり原発は、配管亀裂という致命傷で、高濃度の冷却水が配管から外に相当量が漏れ出したのだ。しかもこれまで考えらられない高濃度の放射能汚染水が・・・・・・・ それによって、電源があるなしにかかわらず、炉心の冷却は全くできなくなって、すぐにメルトダウンという非常事態に進んでいったことは、容易に推察できるが、東電は今もそれを全く認めず、ひたすらに沈黙を保っている。そして、避難した方への補償なども避けようと、社員の利益や会社の権益を守るためにのみ、現在防戦や防護に必死である。 もはや言葉がない。東電は彼らの姿勢ややっていることも、もう社会的な存在意味はない。炉心の溶融の確認は、政府がデー…

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福島原発の崩壊は、欠陥だらけの原発配管の設計ミスから生じた!

原発の配管は、とても複雑だそうです。そして40年の耐用年数を過ぎていて老朽化していたのですね。福島原発が地震で被災したとき、「配管が大きな音をたてて崩壊していき、それは恐ろしい光景であった」とテレビ報道で原発作業員が話していましたが、2008年に原子力保安院は、全国の原発の配管強度について、日立製作所が耐震強度計算を間違っていたと報告しているのです。 怖ろしいことです。報告によれば、日立製作所は、実に1980年から28年間も耐震強度計算を間違え続けていたというもので、おそらく保安院は、2008年にその間違いを指摘し報告したのでしょうが、実際には日立にその補強や修繕を指示していたとは思えません。こうしたことは早急な究明が求められるものです。 福島原発での1-4号炉の崩壊は、主要因として、津波で電源が失われたと言われていますが、現場の作業員の話では、「複雑な配管が大きな音をたてて崩壊した」ことを報告していますから、おそらく電源の喪失よりもこれらの配管が、崩壊して冷却機能が出来なくなったというのが真相でしょう。つまり大きな地震がくれば、いつでも惨事が起きるというわけです。 こういった心配や不安を起こさせないために、東電も政府もすべて津波で電源喪失というすじ書きにしたのだろうと思っています。 2008年に、保安院が再計算を指示した原発は以下の通りです。もちろん福島原発第一号炉も含まれています。 ▽東北電力女川3号  ▽東京電力福島第1原発の1、4号、         …

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原発事故は津波によるものでなく、地震による配管の損傷が直接原因との証言

驚いた!それは東電が3.11以降繰り返して説明してきたことは大きな虚偽であったことがまたしても発覚したのである。それは今回の福島原発の1号機の重要設備の損傷は、津波以前のもので、直接的には地震による配管の損傷であったことを東電が認めたのである。 つまりこれまでは津波によって、電源が失われ、それで冷却ができなくなったので、水蒸気爆発が起こり、炉心が溶融したという筋書きは、福島原発が未曾有の大津波という大災害に直面したということを、巧く世界から同情心をもって引き出して説明しようとする魂胆であったことなのだが、これを私は事故当初から感じたのだ。 素人の私でもこれぐらいはわかることである。それはもし冷却をするに必要な電源がないならば、ロシアならばどこからでも軍の力ですぐに供給可能にできるとか、アメリカの空母から電気の供給をするために要請したとか、計画停電で必要な電力を福島に回すからとか、さまざまなことが言われたが、これらは大きな隠蔽工作であったようだ。 要するに何度もここに書いたように、ものすごく複雑で老朽化した40年も経過した福島原発の配管が、地震によって大きな音をたててすべて壊れたのだ。それに接した作業員はそのときのことを「配管が大きな音をたてて壊れていくのは、実に恐ろしい光景であった」とテレビで述べていたが、冷却のために大量の水を送る複雑な配管が壊れたらどんなに電気があっても冷却には効果をあげないのはわかっていることだ。 しかし今回の事故説明に、地震によるもの…

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原発の村で、見捨てられた牛・馬・犬・猫・豚・鶏・・・そして

原発の村の、見捨てられた牛や犬を見たことがありますか?ほかの動物たちはいつも人間を見ているのです。「人は、この世でなにをやっているのか」 この物語りは生物の叫びです。http://tajimashinji.at.webry.info/201104/article_13.html 人間は、風の前で揺れて消えそうなフィラメントのようです。「大亀ガウディの海」の最終章の部分では思わず泣いてしまいました。とても感動したのです。これだけ感動した物語はあまりありません。是非、多くのひとびとに読んでほしいと願っています。現代が切実に必要としている物語です。 原発の恐ろしさを描いた絵本ーアジアの17カ国でも翻訳出版された原発寓話「大亀ガウディの海」の語りが行なわれます。海の放射能汚染の中での生物の叫び、次世代の子どもたちに何を伝えていくかhttp://tajimashinji.at.webry.info/201104/article_13.html  2050年、中国やインドでは、原発エネルギーに満ちあふれています。空前の世界景気です。しかし深刻な問題が発生して、次々と問題で石棺を作っていく結果に・・人類の運命を描いた石棺や大亀ガウディの海の語りが行われます。 現在、敦賀原発は故障のため全部止っています。そして浜岡原発も首相の一声で全部止りましたが、解決策は12-13メートルの防潮堤を築くことでしょうか?いえ、大地震によって複雑な配管が音をたてて壊れていくと、冷却などは全くでき…

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原発の恐ろしさを描いた絵本ーアジアの17カ国で翻訳出版される

現代の海の環境の中を生きる自然の生き物たちを、一匹の海亀の生き方を通じて、人間社会のありかたを寓話的に描いています。この絵本の着想は、1954年3月、太平洋ビキニ環礁での米国の水爆実験で被ばくした第五福竜丸と自然の生き物の声を代弁しようと、30年前に執筆されてインドのラマチャンドラン氏によって絵本化された物語です。20年も前から始まっている原発の温排水によって、海に垂れ流しになっている放射能汚染にも触れています。 原子力の恐ろしさと大自然の嘆きの声を表現した絵本では、世界でも極めてまれな絵本ともいえますが、日本人の作家とインド人の著名な画家(A.ラマチャンドラン)との共同作品として、東京のディンディガルベルから刊行されています。また英語版はオックスフォード大学出版から1999年に刊行されており、アジアの国々では、インド、イラン、韓国、タイ、ベトナムをはじめ17カ国で翻訳刊行されており、日本ではこの物語の語りが、平家物語の語りで知られている古屋和子さんによって日本全国で行われています。 昨年の2月には気仙沼でも行われました。日本ではまだまだ知る人のみぞ知るといった絵本ですが、福島原発の悲惨な事故などによって、この物語を耳にする参加者の多くは海亀の凄絶な運命に涙しています。この絵本は、何世代にわたって読み継がれていく絵本と内外で高い評価を受けていますが、韓国では9刷りとなっています。 タイ語版 英語版 出演: 古屋和子(語り手)+ソナム・ギャルモ(う…

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日本人の被爆限度量1ミリシーベルトを20ミリに引き上げるのは許されない!

現在、日本人の年間被爆限度1ミリシーベルトを、政府は、福島原発の事故のあと、20ミリから100ミリシーベルトに引き上げようとしている。これは果たして安全で正しい対応だろうか? 仮に20ミリとして設定されると、これまで考えられてきた被爆限度の20倍であるが、現在の原子炉の高濃度の放射能の排出に歯止めがかからないことを考えると、周囲の環境の放射能は格段に上がっている。 これは、現在の30キロ圏内の避難を超えて人々の避難を大量に出さないための措置で、30キロを超えても「人の健康には直ちに影響はない」という宣言を出すための準備であるように見える。国民の目隠しをしながら絶壁に近づけているのである。 こうしたやりかたで、国民の健康を守るという政府のやり方は絶対に認めることはできない。 フランスの友人は、毎時、0.6マイクロシーベルトになると、「即逃げろ!」と言っています。 被爆限度量を20ミリに引き上げると、被爆の深刻さは全くわからなくなってきます。 空気(ほこり含む)、土、食物、水、衣服(住環境含)を考慮して計算: 0.6×5倍(エレメント)環境=3.0マイクロ.   3.0×24H×365日÷1000=26.28ミリ ブログで紹介されていた元専門家の話: 放射線の安全について学んだものなら常識なんだが、 なぜ一般人の線量限界が決められているのか?そしてそれがなぜ、原発の作業員より低いのか? 医療では何故それ以上浴びても許されるのか? …

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現代世界の最大の課題と教育者の使命

現在、福島原発が想像をはるかに超えて、破局的な局面に進んでいます。1号炉から4号炉までの原子炉の崩壊には全く手がつけられず、高濃度の放射能を含んだ大量の水は毎日、無制限に太平洋へ垂れ流しになっています。 重大なことでもすべて「水に流す」という日本人の古来からのやりかたが、またしても使われているのですが、日本人や世界中の人々が、この放射能汚水によって重大な被爆をするのが目に見えています。放射能は水に流せないのです。 毎時、0.6マイクロシーベルトの放射能を検知したら、即逃げろ!とフランスの友人からメールを受け取りましたが、このような被爆の単位を学ぶことはこれからは必須ですね。1シーベルト=1000ミリシーベルト=100万マイクロシーベルト(毎時)という単位、そして外部被爆や内部被爆・・・・・とにかく幼少の子どもたちや妊婦などをできるだけ遠ざけるのが先決です。 今回の未曾有の原発事故は、決して地震や津波によってのみ起きたものではなく、人間のおごり高ぶった科学文明や目先の見えない経済活動によって、引き起こされたものですが、これは地球の人間にとっては、まだごく始まりの試練だと思います。これまでにもさまざまな重大な事故を世界中の原発は起こしているのですが、電力会社も政府もすべて隠蔽していますね。 今回の事故では、厚生省も気象庁も、国民の健康などは全く考えておりません。目隠ししながら、破局へと進んでいるのです。 日本が広島の原爆によって核を悲惨な状況で体験したと同じく、福島原発は、…

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Sarcophagus in 2050

Sarcophagus in 2050 西暦2050年の石棺 On a certain day in the Earth year 3000, a cold wind whipped noisily across a wide wasteland. In the middle of this wilderness was a huge concrete structure, glistening in the morning sun. In the shadow of the gigantic building stood an adult male and a boy who gestured and nodded toward it as they talked. ‘ Although I thought that we may never know what this monument-like structure is all about,’ the man was saying, ‘I have managed to analyse the inscription carved into that iron plate on the wall. It’s in the script of the so-called Western world of a thousand years ago. Here is written ‘Chernobyl’. Yes, and t…

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原発壊滅とそれを推進してきた学者や専門家たちの責任

今回の巨大地震は、マグニチュード9.0と記録されましたが、2004年のスマトラ島沖地震は、マグ二チュード9.3でした。そして地震によって襲来した津波は、スマトラ地域では最大43メートルに対して、東北地方では推定15メートルと言われています。しかし過去の事例からみると、明治時代には、三陸沖地震でも、38メートルもの津波が襲っているのです。この地域を旅すると、よくわかりますが、津波で亡くなった人々の碑があちらこちらに建っているのです。 つまり福島原発が5メートルの防潮堤を築いていたというのは、余りにも歴史や体験を無視したもので、決して想定外というような言葉で逃れることはできないということです。原発という最も恐ろしい科学技術を使っていながら、想定外ということで責任逃れをしようとするのは許せません。そしてこれらを推進してきたのは、現在テレビで電力会社から雇われて、厚顔で発言している原発の大学教授たちや専門家たち。彼らが常に被爆について数量や単位についても誤魔化しながらテレビで報告しているのです。そして常に「直ちに影響があるとはいえません」というのです。 確かに直ちに影響がないかもしれません。しかし、5年後10年後にはチェルノブイリ原発の例のように確実にガンが多発しているのです。こうした悲壮な結果に対して、将来どのように彼らは責任をとるのでしょうか?いいえ、大学教授や評論家など彼らは責任など絶対にとりはしません。なぜなら「直ちに影響があると言ったわけではない」といい直るからです。こうした学者…

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地震・津波・原発事故と私たちのこれからの生き方

地震や津波の被災地では、多くの人々が情報も物資もなく、極限の中で暮らしています。こうした状況をどのように乗り切っていくか。日本は、今すべての力を出し切って、被災した人々の支援活動を強化することが迅速に求められています。「水を、食料を、燃料を、ストーブを、薬品を、おむつを!!!」 迅速な処置が望まれます。 政府は、自衛隊員を、さらに5万人増加して、10万人体制で、小さな村々や老人や子供たちなど支援体制を強化して下さい。 また、ご存知のように、今日本は原発によって大変な事態に直面しています。破局ともいうべきものが、原発事故ではたらされています。3月19日、第1回絵地図分析ワークショップを東京で開催したいと思っていましたが、電力事情や交通機関の状況により、延期させていただくことになりました。このたびのワークショップには、全国の多くの方々から参加連絡をいただいていましたので、誠に残念に思っています。 しかし現実には、原発の現場では極限の状況となっています。あらゆる手立てをもって、収束できることを祈っています。私はこれまで原発についてもずっと書いてきたのですが、手遅れでした。現場で被爆を覚悟で作業されている方々や自衛隊員は死を賭して働かれています。ありがとうございます。しかし東京電力を始め、原発を誘致した時の政府・経済界などの諸政策に心からの憤りがこみあげてきます。 今、テレビで福島原発辺りの風の向きについて、報道がなされていますが、悲しいです。結局、高放射能を含んだ大気や雨…

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祈りー破局ー地球上で、原発増設のバブルが始まったとき・・・・・

これまで原発について、いろいろ書いてきたが、これは2009年12月9日のブログである。 http://tajimaiclc.at.webry.info/200912/article_3.html (2009年12月9日) http://tajimaiclc.at.webry.info/200909/article_8.html (2009年9月30日) 地球温暖化を防ぐという名目で、世界中で原発増設のラッシュが続いている。中国もインドもこれまでのエネルギーを原子力産業によって100倍に拡大させようとしている。”地球温暖化”を唯一、最大の課題として煽りながら、結局のところは全世界に原発を無限に拡大していく戦略が21世紀の人類が置かれている深刻な道である。 中国国内では、2008年現在、建設中・計画中の原子力発電は、159基もあり、電力としては1億6454万キロワットあるという。しかしインドや中国の環境に対する意識や廃棄物の杜撰な処理の状況から考えると、これらの原発が稼働し始めると、恐ろしい事態が顕在してくるのは明白だ。 日本がどれだけ悪戦苦闘しているか、を考えるだけでも原発は廃棄物の処理に道がないことを知っているのだ。しかも地殻の不安定さや地球がこれから大地震などに遭遇することなどは全く計算には入れられていない。 中国が行う100倍の原発の増設に次いで、インドも狂ったようにエネルギー獲得に乗り出し始めた。そして同時にロシアから空母を購入することを決めた。これは同様に中国も…

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地球上で、原発増設のバブルが始まるとき・・・・・

地球温暖化を防ぐという名目で、世界中で原発増設のラッシュが続いている。中国もインドもこれまでのエネルギーを原子力産業によって100倍に拡大させようとしている。”地球温暖化”を唯一、最大の課題として煽りながら、結局のところは全世界に原発を無限に拡大していく戦略が21世紀の人類が置かれている深刻な道である。 中国国内では、2008年現在、建設中・計画中の原子力発電は、159基もあり、電力としては1億6454万キロワットあるという。しかしインドや中国の環境に対する意識や廃棄物の杜撰な処理の状況から考えると、これらの原発が稼働し始めると、恐ろしい事態が顕在してくるのは明白だ。 日本がどれだけ悪戦苦闘しているか、を考えるだけでも原発は廃棄物の処理に道がないことを知っているのだ。しかも地殻の不安定さや地球がこれから大地震などに遭遇することなどは全く計算には入れられていない。 中国が行う100倍の原発の増設に次いで、インドも狂ったようにエネルギー獲得に乗り出し始めた。そして同時にロシアから空母を購入することを決めた。これは同様に中国も空母を造船し東シナ海に就航させようとしている。これらが意味するものは21世紀の未来とは、限りなく不透明に満ちているに他ならない。COPで開かれている会議の意味は、結局は”気候を原子力化する”ということで裏取引に走ろうとしている。それを世界中の人々は、根源的な不安で見つめている。 つまり温暖化ということを声高々に唱える陰で、原子力産業が、合法性を得ていくという戦略な…

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環境童話  古屋和子の語りー「大亀ガウディの海」ー大和市生涯教育センターにて

古屋和子の語りー大亀ガウディの海ー大和市生涯教育センターにて 東亜日報の書評より 日本の田島伸二氏が著した 「大亀ガウディの海)」(韓国・精神世界社刊)を読みおえると、我等は文明の発達に絶え間なく驚嘆し、それが与える便利な生活方式を葛藤なしに受入れてきたわけだが、もうこれまで満足し得てきた幸福をこれ以上享受することはできないことがわかる。もちろん世界の一部で既に宇宙の摂理を自覚し、人間は宇宙においてそのごくごく一部であるとの認識が芽生えていることも事実ではあるが、それをこのように鮮明で単純な話として描くことができるというのが、驚くべきことといえる。  30年間水族館に住んだ大亀ガウディがもどった海は、その間に既に生存を圧迫されるほどに汚染されていた。かろうじて探し出した場所が、南太平洋のスーリヤ海、そのスーリヤ海で人間が核実験をすることを知り、ガウディは召命のごとく、自身の体を投じて核実験用の電線を切断する。十五夜の月光をたっぷりと浴びた美しい南太平洋の波の中に、ガウディの子亀達がガウディが黄泉の世界に旅立ったスーリヤ海に向かう場面では、胸が感動で濡れるのを憶える。  サン・テグジュペリの「星の王子さま」が、人間の心性にむけて幸福の定義を具現する童話であるならば、大亀ガウデイの海(ガウディエパダ)は、宇宙の摂理の中で我々が一緒に存在しえる時に到達する事ができる人の真実を反芻させる大人の童話である。 http://bookweb.kinokuniya.co.…

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