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zoom RSS 従軍慰安婦の課題とは、日本の民主主義の浮沈にかかわる重大な課題である。

<<   作成日時 : 2013/05/18 04:33   >>

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天木直人氏の視点として「これ以上慰安婦問題を騒ぐのは日本の自殺行為である」とし、氏は結論的に、「実際のところ、歴史認識や慰安婦問題についての日本国内の騒ぎは、いい加減止めたほうがいい」と主張している。「米国にとって、いや世界にとって日本の事などほとんど知らない。そんな中で慰安婦問題を騒ぎ続ける日本は、売春問題に取りつかれた気色の悪い国としか映らない」と書いているが、これまで一流の評論活動を行ってきている天木氏の発言としては大いなる驚きであり、これは全く間違っている認識であることを強く述べたい。

慰安婦問題とは、徹頭徹尾日本人自身が解決しなければならない深刻な内の課題であり、恥や外聞を気にしなければならない課題として登場しているのではない。これは日本と朝鮮との歴史関係であり、国際的な人権問題でもある。こうした課題を内外の声とともに誠実に取り組むことことこそが、日本の民主主義の基礎となり世界から信頼を受けるもととなる。つまり、この課題は、日本が歴史的にもっている深刻な事実や真実にどこまで誠実に対処しているのかという課題なのである。

「こうした課題にいつまでも騒ぎ続けると「売春問題に取りつかれた気色の悪い国しか映らないだろう」と認識した天木氏の視点こそが、従来の日本の人権感覚の薄い識者や日本の政治家:マスコミの声を如実に代弁しているものなのである。「そろそろ幕引きを図らないと、恥を世界に広げる」という発想は、常に日本人の進化を妨げてきた。それが天木氏にはわからないのであろうか?

「性」の問題に真正面から取り組んでいるのは日本だけではない。アメリカのクリントン大統領のスキャンダル時には、議会も司法の場も世界一の権力者の性の実態を容赦なく暴いていったし、カトリック総本山のバチカンでは聖職者の歪な性の実態に対して謝罪と批判を繰り返してきた。そしてイタリアの元大統領と未成年者との関係には現在、禁固刑5年が求刑されているのが世界の環境なのである。 
                                                   これは恥でも気色悪いものでもなく、事実や真実を求める民主主義の声であり、女性の人権を確立するためには避けて通れない深刻な課題なのである。そして橋下の指摘した「戦争と性」、「男性、女性という存在」、「植民地支配がもたらした罪悪」など、従軍慰安婦が有している課題だけでなく、そして日本人だけの問題ではなくて世界が有している人類の課題なのである。なかでも日本人は、過去の歴史の中での実態は、常に闇に葬り水に流してきているだけに、今回のこのような「本音発言」は決していい加減な形で幕引きを図ってはならない。橋下維新の会の代表という政治家の「下半身からの発想」がもたらす日本人論は、彼自身の生態を露しただけではなく、日本人全体の生態を正確に露わしたものなのである。気色が悪いのは当然なのである。

追及を決して止めてはならない。これは日本の民主主義の浮沈にかかわる重大な課題なのである。



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天木直人氏の視点ー(2013/05/16)

これ以上慰安婦問題を騒ぐのは日本の自殺行為である。「米国から見れば、安倍首相も日本維新の会の橋下徹さんも同じように見られるだろうなあ。あと高市早苗さんも。まずいよな、これは」この言葉はきょう5月16日の毎日新聞に掲載されていた公明党幹部の言葉である。

そしてこの言葉はそっくりそのまま私がきのうの日刊ゲンダイの取材に対して語った言葉である。その言葉はきょう5月16日午後に駅前やコンビニで発売の日刊ゲンダイの安倍批判記事となって読者の目にとまることになる。

実際のところ、歴史認識や慰安婦問題についての日本国内の騒ぎは、いい加減止めたほうがいい。
米国にとって、いや世界にとって日本の事などほとんど知らない。そんな中で慰安婦問題を騒ぎ続ける日本は、売春問題に取りつかれた気色の悪い国としか映らないだろう。
橋下氏も愚かだ。あっさり非を認めて沈黙すればいいものを、今でも自己弁護を繰り返す。もっとも慰安婦問題を国際問題化した張本人はもちろん安倍首相である。そのイメージは橋下氏とや高市氏と重なる。
これ以上慰安婦問題で騒ぐのは止めたほうがいい。

恥を世界にさらし続けることになる。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
‘泰平の眠りをさます上喜撰 (蒸気船) たった四杯で夜も寝られず’
無哲学・能天気の輩には、大変な世の中になっている。

>日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は14日、在日米軍海兵隊幹部に風俗業者を活用するよう促し拒否されたことについて「だいたい、米国はずるい。一貫して公娼制度を否定するが、日本の法律で認められた風俗業を利用することに何ら問題はない」とツイッターに書き込んだ。

橋下徹大阪市長は理想 (非現実) に向かうのか、それとも現実の中に埋没するのか。
‘我々は、どこから来たか’、’我々は、何者であるか’、’我々は、どこに向かうか’ を考えるのが、英米人の教養である。
年中行事を繰り返して、何も変わらないのが、日本人の求める天下泰平の世の中である。
今の地球は英米の世の中。国際社会で日本人の態度が場違いであることが明らかになる。


http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/


noga
2013/05/18 05:34
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の理想は、これまでにしゃべってきたことがその片鱗であり、いずれも信じられない性格のものである。彼は追い詰められると<アメリカもやっている>とか<ジャ―ナリズムの責任>とか<日本人は国語力がない>とか、自らの教養を抜きにして出まかせをなんでもしゃべる。今回は維新の正体を全世界に晒したという意味で大きな効果があったというべきだが、国際的には日本人の閉鎖的で
無責任な歴史感覚に対して、大きな批判が沸き起こったのが現実の姿であった。                                           いずれにせよ、維新の会は、崩壊へと進んでいく。それは橋下、石原、西村といったいずれもお粗末で歴史的な罪悪を有する政治家の正体を見たからである。
屁のカッパ
2013/05/19 08:19

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