田島伸二 と ヒューマン・リテラシー

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zoom RSS 「土下座ではなくハグを!!」 韓国で開催された「原爆犠牲者追慕祭」に出席して

<<   作成日時 : 2016/10/23 22:38   >>

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「土下座ではなくハグを!!」
2016年8月6日(広島原爆の日)

韓国で開催された「原爆犠牲者追慕祭」に出席して


1945年、広島で被爆された韓国人が、現在も多数居住されている韓国の陜川(ハプチョン)郡で、2016年8月6日、「韓国人原爆犠牲者追慕祭」」が行われました。私は「日韓脱核平和巡礼」の一員として、初めて原爆犠牲者追慕祭へ出席しました。71年前の8月6日、原爆が投下された当日、日本人は10万人が即死したと言われていますが、韓国・朝鮮人は3万人が即死したそうです。

長崎での1万人の死者と合わせると実に4万人もの韓国・朝鮮人が原爆の犠牲になっておられたのです。原爆被爆者は韓国・朝鮮人全体では計7万人だったそうです。そのような膨大な人々が、戦争遂行のために広島・長崎で徴用されていたのですが、日本では、こうした事実はほとんど知られておりません。しかもオバマ大統領が来広しスピーチした時は、韓国人の原爆犠牲者は、数千人としか述べませんでした。


慰霊式は、異郷で無念のうちに原爆で亡くなられた方々への形式的な式典ではなく、本当に心のこもった舞踏や歌などが演じられました。広島からは、前市長の平岡敬氏が出席され「「原爆を投下した米国の責任を明確にし、植民地支配と原爆被害に対して日本政府は謝罪しなければならない。今も後遺症で苦しんでいる被爆者に対して、早急な支援が必要」と力強く丁寧な挨拶をされました。NHKテレビも、取材には来ていましたが、いつものように取材するだけでした。決して放映することはありませんでした。


また韓国で四番目に大きな都市大邱(テグ)でも、8月6日の夕方、慰霊式が行われました。私は日本の平和巡礼の18名を代表して挨拶をと要請されたので、私自身が広島出身であること、広島市へ救援にでかけた近所の人々が被ばくして、原爆症で苦しまれていたことを子ども時代に見たこと。そして今は、子ども向けの創作などを書いており、韓国でも反核の本が7冊翻訳出版されていることなどを話しました。


そして最後に、慰霊式に参加されている市民の方々に、「私は戦後生まれで、戦争のことはよく知りません。しかし多くの日本人は、日本がかって韓国を侵略し、多くの人々に凄絶な苦しみを与えたことに対して、本当に申し訳なく思っています。一部の政治家を除き、みんな日本人は、心から謝罪したいと思っているのです。謝罪します。」とスピーチを終え、壇上より下りたとき、一人の中年女性が近づいて来て、なにか大声で私に向かって叫んだのです。
私は通訳をされた崔さんに「いったいなんて言われているのですか」と尋ねたら、「あなたは本当に日本人か、日本人が謝罪するのを初めて聞いた。私は柳というものだが、戦争中には家族が二人殺されている。もし日本人だったら土下座して謝れ」と言っているというのです。私は長年、アジア各国で、さまざまな戦争体験をしていたので、全く驚かず、「いいですよ」と言って、土下座しようとしたら、その女性は私をじっと見つめて私の手をとるなり「土下座ではなくハグを」と頼んできたのです。


「もちろん!」私は喜んで、大邱市での原爆慰霊式で、中年女性と暖かいハグを何度も繰り返したのでした。


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