ミャンマーの軍事政権の崩壊が始まった・・・・・・

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歴史的必然とは、楽観的な見方のことではない。悲観的な見方でもない。時期が来ると、人々が望むように歴史が動いていくのだ。ミャンマーの軍事政権は、これから2年以内に完全な崩壊を見るだろう。これは歴史の必然である。南北ベトナムの統一にしても、ベルリンの壁の崩壊にしても、人間の歴史の中ではおよそ、想像すら出来なかったようなことが、次々と起きていく・・・もちろんこれは人間の手が創り出していくのだが・・・・・いかなる国の暴君が、いかに絶対的な圧制を敷いたとしても、決してこれは絶対に長続きはしない。歴史を見れば、必ず終焉する運命をもっている。そして、これは北朝鮮もミャンマーも例外ではない。

今回、ミャンマーの軍事政権が行った燃料価格の大幅な値上げは、内部の情報によると軍事政権は反対派を一掃するために意図的に行なったものではないかとの見方もある。果してそうか?私はそうは思わない。これは、結局ミャンマーの社会・経済が、今や行くところまで追いつめられて、七転八倒している市民生活が必然的に生み出したものに他ならない。

新首都ネピドーの建設は、インフレの上昇にさらなる勢いをつけさせているが、地方には、小学校すら満足に建てられてはいない。燃料公定価格の値上げは、天然ガスでは5倍、ガソリンでは1.6倍と値上げされ、バス運賃は3倍、野菜は6割、米や食料油など軒並みの上昇ももたらしている。また今回の抗議デモの主体になった托鉢で生活する僧侶には、生活問題はさらに深刻になってきて、これまで5、6世帯で僧侶1人の供物を賄えたが、現在は20世帯も必要になってきている。軍事政権の社会が崩壊の危機に立っているということは、このインフレが軍事政権を崩壊させる引き金を作っているのだ。

現代の政治とは、結局のところ経済のことを意味する。つまり経済が崩壊すると政治が崩壊するのは必然的なことなのである。そしてこの流れこそ、アウンサン・スーチーさんを釈放させる政治改革につながっていくものだ。つまり市民革命の火種が作られたのである。ミャンマーでは、あらゆる場所で、あらゆる人々から軍事政府に対する怨嗟の声を聞く。怨嗟の念とは、恐るべき格差が、今ミャンマーの世界に現出していることである。軍事政権に連なる利益階層は、一般庶民の1000倍から10000倍近い収入を得て、豪奢な生活を謳歌している。私はかって、ヤンゴンやマンダレーで、かれらがまるで”ホワイトハウス”のような豪華な私邸で暮らしている姿を見て吐き気を催した。

今回の僧侶の抗議とは、ミャンマー全体の市民の声を代弁するものだ。決してミャンマーのでの反対勢力を炙り出すための策謀ではない。軍事政権側にこうした策謀ができるだけの余裕や知恵があるわけはない。ただこうした機会を利用して、反政府勢力や不満分子を一掃しようとしているのは間違いない。しかしインフレによってによって市民が追いつめられたと同じように、軍事政権側も、経済の無策によって土壇場まで追いつめられ、なす術もなく最後の大きなあがきを見せているのが偽りなき現状であろう。

軍事政権の崩壊が始まったのである。ミャンマーの僧侶に対して、これまで軍事政権は僧侶たちを手なずけるために伝統的にありとあらゆる施策を行ってきたが、それにもかかわらず、かれらが立ち上がったことの意味は大きい。実際には、数多くの僧侶たちが軍政に立ち向かってきている。これはたとえ小さな動きだとしても、これが市民へ与える影響は計り知れない。すべてはここから始まる。彼らが動いたことは、いかなる弾圧があったとしても止まらないだろう。なぜなら、ミャンマーは、世界史の中で最も不自然の流れの中に存在していたからである。ミャンマーの人々は今や、衛星テレビやインターネットを通じてあらゆる情報を獲得し始めている。ヤンゴンでも、マンダレーでも若者たちは、ネットカフェに群がっている。変革を望んでいる。

あらゆる意味での協力が、こうした人々の動きに対して必要である。中でも日本政府は、ミャンマーに対しては、最も重要な立場にあるだけに、真の意味での人権外交をあらゆる方向から強力に推進していかなければならない。日本は、経済的な利権だけを考えるのではなく、ミャンマー政府に対して真正面から”人権と国民投票の尊重”を強く要請しなければならない。そして、アウンサン・スーチー氏の釈放を敢然と推し進めなければならない。そして、そのためには、中国政府と緊密な協議が必要なのは言うまでもない。

 かって1988年の民主化闘争では、軍部の血の弾圧によって、おびただしい数の学生や若者や一般市民の血が流れた。ヤンゴン大学の裏手にあるインヤー湖には、虐殺された学生たちが舟に乗せられて次々と投げ込まれた。そしてそれ以来、軍部は、大学を中心部から遠ざけて郊外に移転させ、密告制度によって、血の弾圧を繰り返して、民主化闘争を弾圧してきた。
 アウンサンスーチーさんを閉じ込め、”見ざる、言わざる、聞かざる”の市民を創り出しながら、ミャンマーの軍事政権の幹部たちは、権力と利権政治をほしいままにしてきた。

政権運営が国際的な非難を浴びてくると、彼らはすぐに北京にでかけて中国政府の意向を聞きながら国内での弾圧を強めてきた。現在、どれだけの人々が、獄中にいるであろうか?しかも中国は、ミャンマーを自らの傘下に入れて、天安門事件と同じようなかっての弾圧のやり方を、ミャンマーの軍事政権の幹部に直接伝授し、軍事協力してきている。つまり、ミャンマーの人権の浮沈を握っているのは中国政府なのだ。

しかしミャンマーでの動きはとうとう始まった!かって私は思った。なぜにミャンマーには膨大な数のパゴダ(仏塔)が建設されているのか? 現在もなお権力や財力をもったタン・シュエをはじめとする軍人のトップは、壮麗なパゴダを建設しようと寄付を強制している現実がある。人々の意識を来世に向けさせているのである。そして、これらの恩恵を受けるのは実に”僧侶”であった。かれらミャンマーの僧侶たちは、軍事政府の権力と財力によって、守られ育てられぬくぬくと生きてきた存在であった。

こうした彼らが今、目覚め始めたということーよほどのことが無い限り彼らが動くことは絶対にない。ところがこうして各地で僧侶が先に立って、デモ行進を始めたということは・・・・つまりミャンマーの社会が経済的にも社会的にも崩壊の寸前に直面しているということであろう。しかし、軍部によるいかなる銃剣による弾圧も効果を奏しないであろう。死を恐れない僧侶ほど力をもつ存在はこの世にいないからだ。しかし軍部は、銃口を彼らに向けて容赦なく殺戮を始めるに違いない。残念だが、僧侶のおびただしい血は流れる。・・・・悲しいことだが、この血によってこそ、新しいミャンマーの国づくりが始まっていく。

腐敗のなかで追いつめられた人間がもし立ち上がらなかったら、その社会は精神の内部から崩壊していくに違いない。しかし私の知る限りミャンマーの人々は、非常に優しくかつ素晴らしい性格をもった人々であり、必ず軍政の不正に対して立ち上がる雄雄しい仏教徒やクリスチャンである。イスラム教徒もヒンズー教徒も加わっているという。
一般市民が僧侶に続いて、銃口の前に立ち、新しい国づくりを行っていくことを世界中の人々が見つめている。軍部に対する憎しみとともに・・・怒りは最大のヒューマニズムなのである。
http://jp.youtube.com/watch?v=1UqQaizM15Q

ミャンマーのタン・シュエを頂点とする軍事政権の崩壊が始まった。
しかしその道は険しい
かれらは、国境地域のビルマ語を解せない兵士や薬毒中毒者などの
兵士を大動員して、弾圧に当たるだろう。
僧侶でも子どもでも平気で殺す存在の
かれらを許してはならない。
私たち日本人は、即刻なにが出来るのか!
それを探せ!
そして、即それを実行していくことだ。

http://tajimaiclc.at.webry.info/200709/article_6.html

9月16日(TA)






(毎日新聞)9月26日

国際社会の介入必要 
野党NLD英国支部議長
【ロンドン町田幸彦】ミャンマーの最大野党、国民民主連盟(NLD)英国支部のウィン・ナイング議長(60)は26日、ロンドン市内で毎日新聞の取材に応じ、ミャンマー軍事政権が徹底的な民主化運動弾圧に乗り出す、と強い懸念を示した。同氏は、国際社会の介入が絶対に必要になると訴えた。主な一問一答は次の通り。

 --現在のミャンマー情勢をどう見るか。
簡単には解決できない厳しい状況に陥った。仏教徒が国民の80%を占める国で僧侶が立ち上がった意義は非常に大きい。我々はこの時を20年間待ち続けてきた
 ーー今後、ミャンマー軍事政権の出方は。
決定的に容赦なく、残虐な取り扱いを国民に行うだろう。軍事政権は警察だけでなく、民兵やそのほかの治安組織を総動員して僧侶たちのデモを解体するつもりだ。既に200人の僧侶が負傷したとの情報もある。
 --(書記長の)アウンサンスーチー氏の現在の状況は。
スーチー氏は昨日、自宅から精神科の刑務所に連行されたらしい。彼女は十分、健康な身体だが。
 --国際社会に何を求めるか。
国連、米国、欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)がミャンマー政府に介入すべきだ。具体的には、国連軍をミャンマーに派遣し流血の事態が起きないようにしてほしい。

   毎日新聞 2007年9月26日 21時20分







(CNN)
ミャンマーの僧侶デモ、3日目も続く 軍政は慎重対応
2007.09.21 Web posted at: 16:56 JST
- AP
ヤンゴン(AP) ミャンマー各地で18日から始まった仏教僧侶による軍政への抗議デモは、20日も国内数カ所の都市で続いた。ミャンマー最大の都市ヤンゴンでは、降りしきる雨の中、1000人近くの僧侶が祈りを唱えながら行進した。軍政側による目立った取り締まりは報告されていない。
僧侶らは市内北部の丘に立つ最大の仏塔シュエダゴン・パゴダに集合し祈りを捧げた後、3時間にわたって市内を行進した。沿道では市民が手を合わせる姿がみられ、僧侶らを守るように行進に加わる市民は5000人にも達したとされる。制服の治安要員は出動せず、私服の当局者がデモを見守った。
先頭を歩く僧侶らは仏教の旗を掲げ、托鉢の器を逆さまに持って抗議の姿勢を示した。僧侶らは軍政関係者への托鉢をボイコットしている。デモは北部パコック、モニワなどでも行われたもようだ。
ミャンマーでは、先月の燃料価格値上げをきっかけに反政府デモが続発し、これまでに100人以上が拘束されている。しかし、国民の尊敬を集める僧侶のデモに対しては、軍政も強硬手段を控えているとみられる。


(朝日コム)
民主化勢力に新たな弾圧、デモ封じ込めでミャンマー軍政
2007年09月16日20時01分(

ミャンマー(ビルマ)の軍事政権が、燃料価格の値上げを機に始まった反政府デモの封じ込めに向け、民主化勢力への新たな弾圧に乗り出した。活動家らの通信手段を相次いで遮断し、デモへの参加を始めた僧侶らには夜間の外出禁止を通告した。

宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)本部の電話回線が12日に突然遮断された。その直前から、NLD幹部らの携帯電話もつながらなくなった。民主化勢力が連絡を取り合うのを妨害し、国外に情報が流れるのも防ぐためとみられる。妨害は一部の外国メディアにも及び、現地スタッフの携帯電話がつながらなくなった。 軍政は、僧侶らの動きにも神経をとがらせる。

 5日にあった僧侶のデモに軍政側が暴行を加えたことに対し、一部の僧侶グループが謝罪を要求。17日までに回答がなければ、軍人や親軍政組織からのお布施を拒否すると宣言した。 僧侶らの動きを抑えるため、軍政は僧院への監視を強化。一部の地域では、政府系の仏教組織を通じて夜間の外出禁止を命じる手紙を送った。 一方、情報筋によると軍政は、親軍政組織を動員した数千人規模の集会を各地で開く準備を進めている。反政府デモに対抗し、国内外に「国民の政府支持」を訴える狙いとみられる。



(読売新聞)9月18日

ヤンゴンで僧侶、初の反政府デモ…約400人が参加
 【バンコク=田原徳容】ミャンマーの主要都市ヤンゴンで18日、僧侶約400人による反政府デモが行われた。ヤンゴンでの僧侶デモは初めて。8月中旬の軍事政権による燃料費値上げを機に民主活動家が始めたデモは、僧侶が加勢した今月以降拡大傾向にあり、情勢が緊迫化している。
 デモは平和裏に行われたが、沿道の市民が拍手を送るなど盛り上がりを見せた。私服の治安部隊は静観し、様子をビデオ撮影した。デモに加わった僧侶の1人は本紙の取材に、「我々は国民を生活苦から救う責務がある」と語った。ミャンマーでは同日、ヤンゴン近郊のバゴーでも僧侶約800人がデモを実施した。僧侶側は、中部パコックで今月5日に軍政が、デモに参加した僧侶を暴行したことを非難。「17日までの謝罪」を求めたが、軍政の謝罪はなく、反発を強めたとみられる。








2007年9月30日

ミャンマーに再び冬が来るのか?
本文
結論から言うと、ミャンマーに、再び冬は来ない。寒さのぶり返しがなんどかあったとしても三寒四温の状況で春に向かっていく。いかにタンシュエなどの強硬派が、非道な軍事政策を国民に用いても、ミャンマーの民主化の春は必ずやってくる。

つまりどんなに弾圧を受けても、ミャンマーには春はやってくる。
1988年の弾圧された時代と、現在とは様相は大きく異なっている。
今回、立ち上がった僧侶たちを、軍政府は、いつまでも牢獄に閉じ込めておくことはできない。ミャンマーで、最も尊敬を受けている僧侶たちが、血によって弾圧を受けたことを人々は決して許さない。忘れない。そしてなんど国民を竹棒で叩き、鉄砲で実弾を放っても、目覚めた国民にはかなわない。
目覚めた国民によって、軍政府は壊滅されるのだ。世界の世論も見ている。
もはやインターネット回線も切断はできない
必ず軍内部から反乱が起きる。
そして猛烈な反軍感情が全土を覆う

国民の経済は今、どん底で逼迫している。
交通手段は値上がりして、自由な行き来はできないし
生活は瀬戸際で破産状態である。
軍政府に対する異議申し立ては再び形成される。
どのような強攻策を用いても、もはや軍事政権は国民に号令はかけられない!

再び歩み出せ!
希望を持ち続けることは、軍政府を壊滅させることだ。

いったん形成された自由意識は必ず春を産みだしていく。
どのような弾圧を受けようと・・・・・
春は近い!

国際的な連帯を具体的につくりだせ!
その目標とは、アウンサン・スーチーさんを一刻も早く救出すること。
国連は、これに向けて全力を尽くせ!





*1年後、この文章を読み返してほしい。ここに書いたことが、正しく未来を
予想していたことが立証されから。歴史的必然は、だれにも止められない。)







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