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zoom RSS 「非識字者」から「未識字者」への呼称の変更について

<<   作成日時 : 2018/08/19 16:25  

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従来から日本では、文字の読み書きのできない人々を「非識字者」と呼んでいますが、私はこの呼称は余り気持ちのいいものではないと思っています。非ということばがもたらす区別への冷たさから感じるのです。日本にはこのような言葉がたくさん使われています。人権感覚が余りにも希薄なのです。


「識字者」に非とつけることは、人と人とを冷たく区別させ全く別な世界に住んでいる人のように感じさせるからです。だれだって、読み書き努力をすれば、すぐに読めるようになるのですから・・・・日本では、昔は文字の読み書きのできぬ人々を「文盲」(もんもう)と呼んで差別してきました。私は文字の読み書きのできぬ人々は、<”未だ識字者ではない”>という意味で「未識字者」と呼ぶのがふさわしいのではと思っています。つまりこれから文字を学ぼうとする人々たちのことです。みんな努力したら識字者になれる存在なのですから、かれらを心から激励しましょう。それは言葉の上でも・・・・


あなただって、日本語の他にどれだけたくさん他の言語の読み書きができますか?「はい。そうです。」あなたも他の言語では、未識字者です。非識字者ではありません。ふさわしくない学問用語は、勇気をもってどんどん変えていきたいものです。日本には時代や目的にふさわしくない用語が余りにもたくさん残存しています。日本の歴史では、同和問題において、差別された人々のことを非人(ひにん)といって差別してきた時代もありましたが、現在はこのようなことばは、使用が禁じられており、全く使われてはおりません。同じ人間存在を、「非」というような言葉によって厳しく区別する「人権の侵害」を深刻に認識したからでしょう。


また未就学とは言いますが、非就学とは言いませんね。未就学の子どもでも大人でもやがて就学することを意識すると非という文字よりも未の方がはるかにふさわしいのです。人間を元気にさせるからです。このような基本的なことに気がつかないほど、日本の識字教育は世界の潮流から取り残されているのです。


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