ヒューマン・リテラシーの崩壊と日本の危機について

下記に取り上げたのは、2007年のブログの記事ですが、世の中で真実を知ることがいかに難しいかをミャンマーの現実的な政治を取り上げて述べています。ヒューマン・リテラシーという哲学では、事実や真実を知るということ、表現することを最も重要な生きる姿勢として取り上げています。しかしこのことは、現代の世界でいかに難しいことであるか!日本は今や原発から排出される放射能まみれになっています。無能な官僚たちが方向を知らない政治家たちと日本の没落を作り出しています。 道具は、それを最もよく使える者に手渡さないと、恐るべき凶器に変わるのです。政治家や官僚たちは、みずからなんの信念をももたずに、奈落のどん底へのシナリオを恥もなく描き出すに長けた連中です。 これはミャンマー、アメリカ、中国だけではなく、日本の原発報道の現場においても、政府や東電の姿勢も全く同じことです。3月11日、福島原発で炉心溶融というチェルノブイリを超える深刻なメルトダウンが、3基で起きていたにもかかわらず、その事実が東電や政府によって、国民に知らされたのは2ヶ月後でした。政府やマスコミは何を伝えていたのでしょうか?それは国民みんなの目隠しをしていたのです。その間、日本の教育者や科学者はなにを考え、どんな対策を子どもたちにしていたのでしょうか?学者のほとんどは真実を伝えることに懸命ではありません。政治家たるや全く為すべきことを全く為していないのです。 2か月間、どれだけ深刻な被ばくが、福島を始め東北から関東地域を襲ったことでしょう。…

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原発による被ばくの全体像は見えない。それは氷山が水面上に浮かんでいる姿と似ている。

氷山は水面上には、その10分の1しか顔を出さない。水面下に隠れた10分の9の存在は全く見えない。つまり水面上を見ただけではその全体像はわからない。 およそ原発による被ばくの状況もこれと同じ。人間が把握できうる原発被災の深刻な詳細はわからない。原発被災で可視化できる世界はほんの一部、大部分は可視化できない世界がほとんどである。しかし放射能は、見えないために感じられないために、どこまで深刻にこの問題に対処しているのか全く不明である。しかしこの見えない世界の意味を知ることが今日、ますます重要になってきている。見えない世界を可視化していくことー水面下の危機的存在を明らかにすることが緊急に求められている。 今日では、原発は世界の多くの国に存在している。しかし、原発から生みだされている放射性廃棄物やプルトニウムなどは、人間が滅びても百万年にわたって地球の生き物たちを汚染し続けていくことは、いずれの国も直面している大きな問題であるが、しかしいずれの国々もこれらを無視して目前のエネルギーを取り出すのに血眼になっている。 2011年11月、日本の海洋研究開発機構は、事故から1ヶ月後には原発から2000キロ離れたカムチャッカ沖の深海5千メートルからもセシシウムが確認されていたと発表した。なぜこのように遅い発表であるのか、政府関係の研究機関は、すべてこのように不都合なことはすべて隠蔽しようとしている。原発事故の当初からして・・・・・ 深海の濃度は現在分析中だが、これは予想されたように、日本…

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